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”誰かのために何かを作る”能力を育てる。親子向けワークショップ #02レポート

こんにちは、ミヨタデザイン部です。

“親子で楽しむものづくりワークショップ”の第二回目は、「紙と木を使ってボールゲームをつくろう」というテーマで、7組 15名の親子にご参加いただきました。

ご参加いただきましたみなさま、改めてありがとうございました。

参加者した親御さんたちの声

「息子がこんなに集中して真剣に工作するのを見れるとは思いませんでした。帰ってからも改良して完成させていました」

「クオリティが高く、作ることが好きな息子は楽しくいろいろ課題が見えた時間でした。設計から最後まで形にしてもらえたことが良かったです」

「学年も幅があるので簡単バージョンと難しいバージョンの選択も良いかもしれません。関係者の方々は参加者への気配りや、声掛けもし、とても気持ち良く参加できました」

運営側としての改善ポイントも見えた回となりましたが、参加いただいた親御さんから様々な感想をいただきました。


講師から子どもたちへのメッセージ

講師を務めていただいたプロダクトデザイナーの藤城成貴さんからは、参加いただいたお子さんたちに向けて、このようなメッセージをいただきました。

今回のワークショップを通じて、ゲームを作る側と遊ぶ側、両者の感覚を同時に味わう事が出来たらと思いました。
製作しているときは格好良いもの、綺麗なものを作るという思考に偏りがちです。ですが実際にゲームが出来上がり、球を転がし、遊ぶ側になった瞬間に、それまでとは視点が一変します。難し過ぎるとゲームとしての楽しさが失われてしまうし、簡単過ぎても直ぐに飽きてしまいます。
この両者の視点を持ち合わせるという感覚は、誰かのために何かを作るという時にとても重要になってきます。このワークショップを通じて少しでもその感覚を感じてもらえたら嬉しく思います。

講師:藤城成貴(プロダクトデザイナー)

”誰かのために何かを作る”能力を養う。そんな狙いがあったボールゲームづくりでしたが、講師の藤城さんが手がけたボールゲームの作品集『GAME』を、ここで紹介させてください。工業資材を用いて製作されたボックス型のゲーム集で、コースや素材が作り出すデザインにも目を引くアートブックのような仕上がりとなっています。

今後のワークショップの開催についてですが、新型コロナウイルス蔓延防止措置また感染警戒レベルの影響により、今年度のワークショップ開催はすべて断念することとなりました。重なる変更で、皆様にご迷惑おかけいたしました。

残念ながら実施できなかった「世界にひとつしかないバードハウスをつくろう」と「木から本へ:ブックアートのワークショップ」は、来年度以降、改めて予定できればと考えております。

来年度以降のワークショップにご期待ください。ミヨタデザイン部の公式LINE、またはインスタグラムにて、随時お知らせしていきますのでお楽しみに。

主催:ミヨタデザイン部
協力:エコールみよた
連絡先:
公式LINE|ミヨタデザイン部_グループ
メール|miyotadesign.dept@gmail.com
公式Instgram|@miyota_design


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