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定型詩、押韻詩など

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自作。押韻、定型詩、縦読みなど、決まりごとのもとに書いた詩。
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記事一覧

意味もなく 言葉を書いて 揺れながら 今日を生きてく 届けたい 言葉はあれど 手紙にさえなれ…

水押
1年前
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また来ん春

また来ん春と人は言う 何を言おうか 早や春は すでに私を追い越して 遠く届かぬ 夢の中 思え…

水押
1年前
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轍なき道

悲しみの 悲しいほどの 悲しみの 扉を閉めて 一人寝る 過ぎ去る日々を 慈しむ 余暇さえ待た…

水押
2年前
8

夢へと続く道

卒業の扉を開いた日から 刻々と時間は消えて行く 臆病を覆い隠す 余裕の顔真似で 夜を過ご…

水押
2年前
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あの場所にたどり着くまで

あきらめはしない なんど 倒れても たとえ 小さな のぞみを 絶たれても とてつもなく 大き…

水押
3年前
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春の雪

人が寝る間に 花は咲く 手をかざしては 息を吐く 見る間も待たず 春は去る 夜も寝られず 一…

水押
3年前
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やさしい記憶

やさしくするのは やめてほしいの やっぱりあなたと一緒にいるのは やめた方がいいんだわ やみそうにない雨が やむのを待っている気分だわ やすむ暇もなく やいばを向けられ やんだ心を傷め続けているの やすやすと 私の心を やす売りすることなんてできない やくそくのために やせ我慢をするのは やめにしましょう やさしかった二人の やすらぎの記憶を やめる心に やき付けて やり過ごすしかないのね やまを登るような 険しい道程を 追伸 やはら

一輪の花に捧げるバラッド

今 未 来 連 続 し 消 え ゆ く 日 々 の 中 で 忘 却 の 炉 へ と 運 ば れ ぬ よ う に と …

水押
3年前
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あいのうた

あいしていると いってほしいの うそは嫌よ えいえんの愛を おしむことなく かぎりなく …

水押
3年前
8

GAME

全部やり直してみねえか? 三途の川に行くまでに 残されたトランプ眺めながらチャンスを伺う…

水押
2年前
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