人生の師 稲盛和夫氏に関して
京セラ創業者の稲盛和夫氏の著書「生き方」を30歳の時に読み、感銘を受けて以来、人生の師と仰ぎ、稲盛氏が主宰する盛和塾で薫陶を受けました。 稲盛塾長(盛和塾生は、稲盛氏のことを塾長と呼びます。)は日本を代表する企業である京セラとKDDIの創業と経営、JALの立て直しと経営者としてずば抜けている事に加え、経営における哲学やアメーバ経営のようなモデル確立など経営を体系的にまとめ後進の育成に尽力された事も大きな功績だと思います。
経営理念
京セラの経営理念「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること。」なのですが、前半の全従業員の物心両面の幸福の追求が経営の全てなのではと思います。物の幸福とは、従業員が将来を見通せるよう安定した事業を構築し、しっかりとした給与を払い後顧の憂いなく仕事に取り組めるようにすること。心の幸福の追求とは、仕事を通じお客様や社会に喜んで頂く事で、遣り甲斐や達成感を感じること。この2つを満たせば100点の経営と云えるのではないでしょうか。2つ満たし続けるのは、めちゃくちゃ難しいですが。弊社の経営理念は「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、社会価値を創造すること。」としていて、後半の社会価値の創造は、人や社会にとって価値ある事で現存していない新しい事業を創造するという旨です。
稲盛経営12か条
第1条 事業の目的、意義を明確にする
第2条 具体的な目標を立てる
第3条 強烈な願望を心に抱く
第4条 誰にも負けない努力をする
第5条 売上を最大限に伸ばし、経費を最小限に抑える
第6条 値決めは経営
第7条 経営は強い意志で決まる
第8条 燃える闘魂
第9条 勇気をもって事に当たる
第10条 常に創造的な仕事をする
第11条 思いやりの心で誠実に
第12条 常に明るく前向きに、夢と希望を抱いて素直な心で
この12か条が出来れば京セラのような会社をつくれると稲盛塾長はおっしゃいます。
現状、弟子として恥ずかしいばかりですが、70歳まで経営者を全うしようと思っておりますので、あと25年で恩返しができたと思えるような成果を出します。
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