過去の自分~自己肯定感をあげようと努力する大学時代&20代


努力してもかなわない人たち

小中高と「努力=自分の価値」「努力しない自分=価値がない」と思って、必死に努力して大学に入学。そこで、すぐに圧倒された。
「努力してもかなわない(であろう)人が、こんなにいるんだ…」

具体的に言うと、
私:
・国立大・文学部に入学。
・将来英語教師になりたくて、英文学専攻希望
・得意科目は強いていえば地理。英語は苦手。

大学で出会った人:
・高2まで遊んでたと言う、韓国語ペラペラ、キラキラ女子。
 (私は高1から遊ばずに猛勉強してましたケド!てか受験で必要ない言語が話せるって、頭良すぎ!私の脳にはそんなキャパない…)

・日本史専攻希望なのに、センター英語満点の人
 (私は英文専攻希望なのに、英語で満点取れたことない…)

・ある大学教授のもとで勉強したくて、慶応を蹴って入学した人
 (慶応合格してた・・・????てか、なんとなく偏差値で大学を選んだ自分とは、考え方が違う。すでに雲泥の差・・・?)

「頭の良さ」だけでなく、「考え方・価値観」みたいな面でも、当時の私とはレベルがちがうと思う人が大学にはいっぱいいた。
いろんな人の話を聞くのは、本当に刺激的で、世界が広がったし、この大学に来てよかったと思った。
と同時に、努力したってかなわないかも…と思い、単位がとれる最低限の勉強しかしなくなった。

恋愛

見た目にも気を遣うようにして、それなりに努力もして一応恋人(Sくん)ができた。
すごく誠実で性格もいい。せっかく私のことを好きになってくれたのに、自己肯定感が低くて、「Sくんの横に自分がいたら、Sくんの価値が下がるんじゃないか」「迷惑なんじゃないか」と思ってた。

恋人がいる状態が長くなると、
・恋人がいる人=OK (恋人がいない人=価値が低い)

と思って、変に調子に乗ってた。
社会人になると、Sくんとは遠距離になったけど、恋人がいない=価値が低いって思ってしまっていた私は、ずるずると関係を続けていた。
仕事もしんどいのに、フラれたら立ち直れないんじゃないかくらいの気持ちだった。

自己肯定感を高める努力

大学でいろんな人と関わる中で、自分は根暗、ネガティブ思考ってことに気づいた。いろんな本とかを読み、「自己肯定感が低い」ということも自分の課題だと気づいた。
本に書いてあったことはいろいろ試してみた。

日記

 毎日ではないけど、何かイベントや心の変化があったときには書いていた。

「ポジティブな言葉」を使う

意識していたのは、
服やヘアスタイルを褒められたときに、「ありがとう」って答えること。「そんなことないよー」って言ってしまう癖を克服しようとした。

仕事で結果を出す

社会人になってからは、勉強して、仕事で結果を出した。そのときはうれしかったし、仕事もプライベートもうまくいった。この時の自分は好きだった。当時は「自己肯定感が高くなった」と錯覚していたけど、今考えると少し違う。

努力しても低いまま「自己肯定感」

本を読んだり、研修を受けたりして、自分の考え方を変えようと努力したけど、自己肯定感は変わらなかった。

結局、勉強や恋愛や仕事等の何かをがんばった時だけ「自分OK」になり、
頑張らなかった、結果が伴わなかった時は「自分はダメ」って思ってしまう。その繰り返し。

「自己肯定感が高い状態」がどんなものかわからない

今から振り返れば、自己肯定感がずーっと低い状態のまま大きくなり大人になったので、「自己肯定感が高い状態」がどんなものかわからなかった。そんななか本に書いてあることをいくら取り組んでもなかなか自己肯定感が上がらないよね。

意外と同じ状況の人は多いのではないかと思う。
また続きは書きます。30代で「自己肯定感が高いってこういうことか!!」と開眼するので。

 

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