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言葉のチカラ

私たち人間は言葉と共に生きている。

言葉は心の栄養剤となり気力や勇気、次なる原動力を与えてくれる。その一方で刃物のように心を切り、傷つける。どんな鉄筋バッドや拳銃よりも恐ろしい凶器になることもまた事実。

言葉にはポジティブ・ネガティブな二面性があるのではないかと思うの。しかし、最近の世の中は言葉の持つ”ネガティブ”なチカラ(=誹謗中傷)がすごく目立っているように感じるのは私だけではないはず。

物理的に誰かを傷つけようとすると何か物が必要になってくるけれど、心理的に追い込むのに言葉さえあれば何も用意する必要がないからこそ、誰でも簡単に言葉の持つネガティブなチカラを使ってしてしまうのだろうな。

もちろん人間だから、好きも嫌いも合うも合わないも、愚痴も嫌味も皮肉も妬みも、そう言った想いが出てくることはあるけれど、どんな想いや感情も喉を通って発声される通過点で、愛のあるポジティブな言葉に変換される機能が5Gの先の未来、7Gくらいでできないかな?なんて思うわけなんです。

口からポジティブな言葉、愛のある言葉しか出さないなんて世の中の人全員ができるとは到底思わないし、私自身もできるとは思えない。その分、その何倍も何十倍も歌の歌詞、本やドラマ映画のセリフといったそこら中に溢れた美しく愛に満ちている言葉の数々を吸収して心に浸透させていきたい。

私たちは人間に生まれた以上、言葉との関係性を絶つことは出来ない。だからこそ上手に付き合って生きたい。共存・共生して生きたい。

発する言葉が私たちの血となり肉となっていくことを忘れてはいけない。

言葉と生きていこう。
愛のある言葉で埋め尽くそう、世の中を。





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