盛岡大学附属高校の偏差値、倍率、受験方法、進学実績などを徹底解説!


かなり野球のイメージが強いイメージがあります。岩手県では盛岡付属か花巻東が野球の強豪ですね!

特徴

附属校

盛岡大学・盛岡短期大学の附属校であり、盛岡大学と「パートナーシップ教育」として連携しているため、高校から大学までの7年間というスケールで、将来のことややりたいことに時間をかけて追求できるという魅力があります。また、3つのコースに分かれており、生徒の希望に沿った進学をサポートしてくれます。さらに、キリスト教に基づいた教育理念であることや国際教育として海外研修を行っているところも他校にはない魅力ではないでしょうか。

部活動

運動部では野球部やソフトテニス部をはじめ、陸上部、ソフトテニス部など様々な部が大会で素晴らしい成績をおさめています!

文化部についても、吹奏楽部や華道部の他に、料理部やさんさ部があるのが魅力的です!

コース

3つのコースから構成させています。

特別進学コース、教育系大学進学コース、そして、進学コースに別れています

では、1つずつ詳しく見ていきましょう。

特別進学コース

まず特別進学コースは、国立大学や有名私立大学への進学を目指すコースです。

センター対策はもちろんのこと、国公立の個別試験対策もあります。

また学習する建物は、特進棟という他のコースとは別れた建物で集中して勉強をします。

少人数制クラス

1クラス30名と少なく、担任は1年生から3年生まで基本的に同じです。

生徒一人ひとりの特徴を把握し、進路指導を行うという点では少人数の方がよいですね。

また特進棟には少人数向けの学習スペースがあり、個別指導が受けやすい環境です。

土曜課外

平日の授業に加えて、土曜課外というのがあります。

大学入試に直結した内容を解説や衛星授業システムを利用した学習が行われています。

高大連携進学コース

教員や保育士をめざすコースです。

高校在学中は資格を取得できないので、盛岡大学または同短大部に附属校推薦で進学して取得します。

この辺りが付属の高校の良いところでしょうか。

そのため、5年から7年に渡って勉強することになります。

具体的には以下のようなところに指定推薦枠を使って進学することができます。


  • 盛岡大学児童教育学科(小学校教員、幼稚園教員、保育士、国語・英語・社会の中学校教員免許取得可能)

  • 同短大部幼児教育科(幼稚園教員免許、保育士免許取得可能)


進学コース

盛岡大学・同短大部への優先的な推薦入学が可能なコースです。

面接のみの受験による盛岡大学・同短大部への推薦入学が可能です。

毎年50名程度が進学しているようですね。

部活動をしている生徒は基本的にここに進学します。

スポーツ推薦などの生徒が多そうですね。

入試方法

入試方法は大きく二つに分かれています。

推薦入試

一つは推薦入試です。

推薦入試は、専願と公立高校との併願があります。

それぞれ推薦の種類や希望するコース毎に求められる評定が異なっています。

また、専願では書類審査・面接、併願では書類審査が検査内容となっています。

一般入試

二つ目は一般入試です。

一般入試は全てのコースで併願が可能となっています。

評定の基準はありませんが、前期は学力検査、後期は面接が検査内容となっています。

授業料

私立なので料金が明確に記載されていますね。

入学手続き時の納入金

入会金 ¥110,000 施設・設備費 ¥80,000 合計 ¥190,000

入学後毎月支払う納入金

授業料 ¥35,000

※目安となる年収から就学支援金が支給されます。

年間諸経費(全国高文連・全国高体連入会金及び各種校内行事等に係る費用)

進学コース ¥34,982 高大連携進学コース ¥34,982 特別進学コース ¥22,632

PTA(年間、1世帯当たり)

教育後援会費 ¥22,000

物品購入費等

男子(制服・ジャージ・靴など) ¥70,486 女子(制服・ジャージ・靴など) ¥78,299

教科書・副教材

進学コース ¥26,062 高大連携進学コース ¥26,062 特別進学コース ¥34,916

※ その他、修学旅行や海外研修などの費用があります。

倍率・偏差値

偏差値

学科:普通科特別進学コース(52程度)/ 普通科教育系大学進学コース(44程度)/ 普通科進学コース(41程度

進学コース 42 高大連携進学コース 44 特別進学コース 52

一般合格ゼロの過去

私立なので正確な倍率はわかりませんが、過去に一般合格ゼロの年がありました。 この時は宮沢塾から受験した生徒もおり、 非常に悲しかったことを覚えています。

理由は、推薦入試で合格者を出しすぎて定員が埋まってしまっていたためです。

2017年度受験では定員150名のところに推薦合格者が197名(内専願131名、併願66名)でした。

つまりは一般入試での合格者は推薦入試併願合格者の生徒が全員行かないと仮定しても19名。

高校では定員の1割増は認められているため、165名(150名×110%)まで増加するとなると、一般入試での合格可能人数は34名になります。

しかし、併願を考慮しない場合、一般入試の前に推薦での合格者が定員の131%...。

一般且つ併願で入試に挑む生徒は合格を狙うとなると、合格者の13%に当たる合格済みの推薦者(併願)と、専願での一般受験者と争うとなると、もうほとんど余っていない印象を受けます。

つまりは、併願で一般受験をする場合は、キャンセル待ちの状態で且つ、自分より優先権を持つ生徒がいるという状況になり、合格見込みはめちゃくちゃ薄いのです。

そのため、滑り止め(併願)の受験はよく検討した方がよいと思います。(2016年度は後期受験が中止になっています。)

卒業後の進路

盛岡大学附属高校の進学実績の内訳は全体の約8~9割ほどが大学へ進学します。(ほとんどの人が進学をしています。)

進学先は、多くが盛岡大学ですが、国公立大や短大もあります。

就職は約1~2割となっていて、近年は県内への就職が増加傾向にあります。

アクセス

電車だと厨川駅から下車徒歩約7分、バスも多くあり通学には便利そうですね!



参考

盛岡附属合格に向けて宮沢塾で一緒に勉強しよう!

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