見出し画像

マイルールなんて、あってないようなもの#私の手帳のつかい方

七海さんのこちらの記事を読んで「書かなきゃ!」と思った。

というのも、私、手帳が大好きなのである。

毎年夏が終わる頃になると、各メーカーから10月はじまりや翌年の手帳が発売され始め、店頭でも大きなコーナーが作られる。それはそれはワクワクする眺めで、次はどんな手帳にしようか悩んでいる時間は至福のひと時だ。
ちなみに今年使っているのはtorinco手帳。シンプルなフォーマットと表紙の淡い黄色に一目ぼれして初めて購入してみた。毎日持ち歩いているお気に入りの一冊。

ところで、ハッシュタグである「私の手帳のつかい方」について。こんなに手帳が好きなのに、どうにも使いこなせていない気がする。ただ、なんとなく「こんな感じで使う」というゆる~いマイルールはある。

マンスリーページはひたすら予定を書き込む

まずはこれ。王道のつかい方。手帳、というよりスケジュール帳という目的がメインなので、どんなに些細な予定でも書き込む。
誰かと出かける予定はもちろん、学生のころはバイトにテストにサークルにと大忙しだったので、それらも漏らさず書いていた。今は書けるような予定をあまり立てられないけれど、例えばnoteの企画の締め切りとか日程なんかは、真っ先にペンを走らせる。それだけで楽しさは倍増するから。

無題73~3

心象風景の個展日程、書き込んでました!
それより欠勤のメモが気になってしまうな……。


メモページはメモだけじゃなく落書きもする

私が今年使っている手帳はマンスリーページのあとにメモページが続いているタイプなのだけれど、このページがすごい。我ながらカオス。
基本的にはマンスリーページに書いた予定の詳細とか、一定期間かけて取り組むタスクとか、買い物リストに使っている。ただ、本当にメモしておかないと困ることたちに並んで、どうでもよすぎる落書きがでかい顔をして居座っている。

チラシの裏にでも書けばいいじゃんという気持ちもあるけれど、こういう何気ないものが数年後、偶然パラパラとめくった時になつかしさを呼び起こすことを知っているからあえてこうして手帳に書いている。とはいえ、この落書きを見て果たして未来の私がなつかしくほっこりした気持ちになるかは分からない。

無題74~2

謎に野菜の絵を描いていた。


日記は書かない

これは、長年手帳の使い方を試行錯誤して最近決めたマイルール。
予定を書き込んだページに、実際に遊びに行った感想を書き加えたり、ほぼ日手帳を使っていたときはスケジュールと日記を並べて書いたりしていた頃もあったけれど、私にはあまり向いていなかった。誰かと一緒にいるときに開くことも多いからあまりプライベートな感情は書けず、書けなかった思いは結局別のノートに書きなぐったりスマホのメモ帳に残したりと、とにかく手帳にわざわざ書く必要性が感じられなかったのだ。自分の手帳なのに言葉を選んで書かなければいけないのなら、最初から日記としての使い方はしないように、というのが私にはしっくりした。



そうは言っても自由に使うのが一番楽しい

マイルールと言いつつ、その日の気分で書いているので書き方や使い方の一貫性はない。そして、それが一番楽しいと思っている。人によっては綺麗に統一された中身を好むだろうし、私もそのほうが見ていてテンションは上がる。けれど、その瞬間の自分を鮮度そのままに残せるのはいつも手元にある手帳だと思っているので、結局ガシガシと思い切りよく書いてしまう。マイルールなんて気にしていられない。結果として可愛くもなければオシャレでもないけれど、毎年楽しく手帳を選んで使うことができている。

今年もまた、来シーズンの手帳を選ぶ季節がやってきた。気になっている手帳はいくつかあるので、お店を回って色々リサーチするつもり。もうすでにワクワクしてきた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?