実家の断捨離のビフォーアフターをブログに載せたいが終わる気配がない件
2024/7/1投稿
数年前からライフワークのひとつとなっている実家の断捨離。
事の発端は母親が脳出血で倒れた2018年。
半年の入院から無事退院する流れになるが、左半身に麻痺が残ってるということで、リクライニング式のベッドをはじめ、その他手すり等もろもろの介護用品の導入が家の中に必要とのことになった。
なもんで、そこから慌てて実家の断捨離。
なんせうちの母親は物が捨てられない人間なもんで、家の中に物が溢れすぎてて介護用品の納入スペースがなかったからである。
うちの実家は団地の癖に何故か2階建てという謎の間取りなんですが、ひとまず母親が今後生活する1階だけでも片付ける必要があるんでとりあえず
・絶対いらんやろって物は処分
・今後いるかもって物は2階へ一時保管
という方針で急ピッチで断捨離しまくった。
断捨離して思ったのは
「何故これを買った?」
って物が溢れてて、新品未開封品の100均の物が大量に出てきたり、とにかく雑誌、冊子、チラシ等の紙類が大量に。
これ2018年に断捨離したものですが、こんな感じで
「いつの何を大事に取っとんねん」
というレベルの物が大量にありました。
さらにはインクの出ない大量のボールペン、一文字も書き込んでいないまっさらなスケジュール帳などのとにかく使ってない物が大量に溢れてました。
当時の断捨離だけでも市指定の一番大きいサイズのゴミ袋で、控えめに言っても100袋は捨てた。
あとはとにかく服ね。
クローゼットやロッカー、ラックだけじゃもの足らず、ドアの縁まで有効活用してまで溜め込んでました。
捨てろ定期。
俺が休日に毎回ゴミ捨てしてるのを聞きつけ、途中からは祖母も参戦。
祖母(当時87歳)は母親とは真逆で「元祖ミニマリスト」名乗っても異論はないレベルで物をガンガン捨てる人間である。
現在は齢も90を超えて、だいぶ足腰が弱って片耳が聞こえてないものの施設には入っておらず叔父の家で生活してるが、既に終活とか言って身の回りの物を捨てまくってるらしい。(叔父談)
祖母は当時の実家の惨状見て「我が子ながら恥ずかしいわ」とだいぶイライラながら手伝ってくれた。笑
途中から祖母が袋に数字書き始めたんで何かと思えば、大量のゴミ袋の消費にどんだけゴミ出したかカウントしてたらしい。
物を捨てないということは、その物に埋もれてる部分の掃除がなされることもなく、万年動かないテーブル(上に物が積んである為)も動かせばその下はこんな感じ。
えぐでぃす。
ちなみにこれは、知的障害のある兄がテーブルの下に物を捨てる習性があるため。
そんなこんな祖母のヘルプもあり、2ヶ月程でひとまず床が見えるレベルでは劇的ビフォーアフター(片付いた)出来たということで介護用品の導入スペースが出来て、無事母親も退院。
あの時期は我ながらまあまあ頑張った。
部屋と断捨離と私
とまあ、ここまで散々実家の文句を垂れてきたわけですが、俺が元々綺麗好きかと言えばそうではない。
昔住んでたアパートになるが、ビフォーアフターのビフォーで見せると当時の俺の部屋もこのあり様である。
今現在はどちらかと言えば物は少ない方ですが、当時は実家の断捨離したついでに何となく自分のアパートも綺麗にするかって感じでした。
なもんで断捨離について偉そうに講釈垂れる立場でもないわけです。
こちらは断捨離後に調子に乗ってすのこベッドとソファを導入したビフォーアフターでいうアフターの図。
部屋を綺麗にした後にロボット掃除機なるものを導入したんですが、ロボット掃除機の為に床に物を置かないという副次的効果もあった。
なもんで、部屋を小綺麗に維持するという点において断捨離はまあまあオススメ。
ミニマリストガチ勢って程ではないが、物はどちらかと言えば少ない方が良いと現在では思ってる俺は未だに実家の断捨離を続けている。
何故かって?
続・実家の断捨離
母親が退院して早6年程になるが、あれだけ苦労して片付けた1階は完全にリバウンドして物が溢れているからだ。
うちの母親は現在66歳だが、ここ数年で知人の親が2人亡くなったんで、うちの親にしても
「いつ何が起こるかは分からない年齢なんだな」
と、リアルに実感し始めた感じでして。
なので、今後もし急に施設に入る事になるだとか亡くなっただとかで、早急に実家を空けねばならなくなった際に、また休日潰しての断捨離はもう御免被りたい。
ググったところ、処分業者に頼めば2、30万ほどかかるらしく、親が自分でその処分費用を準備してくれてれば好きなだけ散らかしてどーぞだけど、もちろんそんな金があるはずもなく。
その辺りの金銭問題はこちらをご参照。
だからこそ現在もチマチマと実家に行っては断捨離続けてるわけです。
にも関わらず、そんな息子の苦労も知ってか知らずか、何なら感謝こそされど、
「あんた達が勝手にあれこれ捨てるからあれがないじゃない」
等とイライラしながら文句を言われる始末。
例えば階段下の収納スペースがあるが、初見の人ならそこに収納があることすら気付かないレベルで当時は当然の如く入口が物で塞がれていた。
恐らくドラクエなら攻略本を見るまで入口の存在を知ることがないレベル。
ドラクエで例えといて申し訳ないが、どちらかと言うとテトリス状態だった。
断捨離の末、無事に開かずの扉が開いた瞬間。
ご開帳〜。
俺の記憶だと俺が中学の時からこの収納の扉が開いた事はない。
つまりこの中の荷物は20年以上使ってないということになる。
なもんで、はっきり言ってこの中の荷物は全部不用品なんで全部処分したが、今現在はまたこの様です。
多分物を捨てられない人あるあるなのかもしれんが、いらない物や使って無い物は捨てたらどうかと提案しても、母は何故か何かと理由を付けて捨てようとしない。
リビングのテーブルも母親の入院当時綺麗さっぱりさせたわけだが、現在は例によって大量の紙で埋め尽くされてる。
見ての通り紙だらけだが、これを捨てたらどうかと提案しても
「確定申告に使うから」
等と理由を付けて一向に処分する気配がないまま6年が過ぎている。
冷蔵庫の中身にしても賞味期限の切れたドレッシング等は常にスタメンとして常備されている。
全く理解出来ない概念だが、母親の行動を見てると、部屋にしても冷蔵庫にしても、どうやら空いてるスペースに物が埋まっていないと気が済まないらしい。
なもんで、冷蔵庫の奥は賞味期限切れのドレッシングのケースやペットボトルの中身をただの水に入れ替えた物を置いて、こっそりスペースを埋めている。
捨てただけだと空いたスペースを埋めるために、また新たな物を買ってくるからだ。
案の定気づいていない様子で冷蔵庫の奥には未だに俺が忍ばせてる水が鎮座している。
先日もバカデカい謎の収納ケースを買ってきてた。
部屋の片付けというものは、不用品を捨てるのではなく綺麗に収納する事だと思っているらしい。
その上にはもちろん早速物を積み上げている。
そしてこの収納ケースの後ろの物は、母の身体機能的に2度と触る事がないというのは想像に容易い。
不用品を捨てないというのは
「不用品を置くスペース分に無駄な家賃を払っている」
ということを説明しても、理解しないどころか何故かイライラされキレられる始末。
まあ自分の金で買ってんだから放っとけと言うのも分かるが、母の現在の身体機能的にどう見ても部屋の動線上、不用品が邪魔そうだなと息子としては思うわけです。
収納しなくて済むように物を捨てれば手っ取り早いのにと俺は思うが、この辺りはもう価値観が違うので言ってもしゃーない。
故に、母親の生活スペースである1階の断捨離は諦めているので気の済むようにやってくれれば良しというスタンス。
ただ、問題は2階である。
当時の断捨離で必要かもしれないものは2階に保管しと言ったが、既にその段階で2階も物が溢れてた。
2階は兄の部屋と俺の部屋の2部屋あるが、兄の部屋は特に凄まじかった。
当時の写真を残してなかったのが悔やまれるが立体的なテトリスかの如く、天井付近まで物が積まれていた。
スケールのデカいジェンガと言えば伝わりやすいだろうか。
一応これでもかなり物を処分した時の写真だが、当時は誇張抜きで、文字通り天井付近まで物が積まれていたのである。
謎に鞄が20個くらい出てきたし、スーツケースも4つあった。
鞄は処分出来たが、スーツケースはそう易易と処分出来る代物ではないのがネック。
今でこそ昼間は光が入るようになったが、当時はカーテンも付近も物で塞がっていたため、昼間でも第3部のDIOの館のように薄暗い部屋であった。
当面の断捨離目標
というわけで、いつ実家を空けることになっても大丈夫なように、せめて2階だけでも断捨離を進めたいところ。
チマチマした物が未だに大量にあるが、大物としては兄と俺のどちらの部屋にも学習デスクと外置きのクローゼットがある。
俺の学習デスクなんかはプラモ作業用としてたまに使ってるが、工具なんかもそろそろまとめねば。
積みプラなんかはコロナ禍でここまでは消化出来た。
学習デスクやクローゼット等は解体しないとクリーンセンターへ持っていけないんだが、そもそもの解体場所を確保する為にも、まずは周りの片付けを進めねばなるまい。
そんなこんな、終わる気配が見えない実家の断捨離状況を、「少しでも進んでる」と見える化してモチベーション保つためにも、今後はこのnoteに進展状況を綴っていく事としよう。
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