東芝とローム パワー半導体共同生産。経産省が助成。
今週は、ローム関連のニュースがいくつかでていました。
東芝と半導体大手のロームは、両社の工場で生産を分担する方式で協業し、経済産業省が最大で１２００億円あまりを補助する方針です。
関係者によりますと、東芝とロームは、パワー半導体の共同生産を新たに始めることで近く合意する見通しで、東芝が石川県能美市で建設を進める新工場と、ロームが宮崎県国富町で来年稼働を予定する新工場で、半導体の生産を分担する方式で協業する計画です。
さらに、現在、海外から調達している半導体ウエハーについても、新たに国内生産を始めます。
両社は、この計画について、経済産業省に対し、補助を求める申請を行っていましたが、経済産業省は、国内の半導体の安定供給を図る一環として、両社の事業費の総額３８００億円あまりのうち、最大で１２００億円あまりを補助する方針です。
3800億円と言われる事業費のうち、宮崎の工場関連で宮崎にどれほどのお金が落ちてきて、循環するかと言うのは非常に気になりますね。
やっぱり、こういう産業を筋道を立てて誘致していくということが必要なんだと思いますね。
農業関連の補助金等と比べると、文字通り桁違いですし、その後の経済波及効果、雇用効果なども含めると地域経済に与える影響が段違いです。
これは別に県の主導で誘致したものではなく、たまたまソーラーフロンティアの工場が撤退した跡地にロームが手を上げてくれたことでこういう話が降って湧いた感じではありますが、それでも、棚ボダでもなんでも良いので、これを足がかりに、資本集約度が高く、労働生産性が高い、若い人たちを呼び込める産業を一つ一つ、作り上げて行ってほしいものです。
タイトルは、PowerDirector365 の画像生成AIで作成した
「パワー半導体」
です。どうも、AI がまだまだ最先端の技術に追いついてませんねｗ
ちなみに「SICパワー半導体工場の内部」で画像生成したら、こんな画像でした。ちょっとイメージと違いました。こんなところで最先端のパワー半導体は作れませんねｗ
ついでに、ちょっとした皮肉で「最先端に追いつけないAI」という画像も生成してみました。「そうなっちゃうか」という感じでした。確かに「最先端に追いつけないAI」ですｗ
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