宮崎銀行の2022年度決算、5期ぶりの増収増益。

宮崎銀行の決算が発表され、2022年度は5期ぶりの増収増益だったそうです。

宮崎銀行の去年4月からことし3月までの決算は、一般企業の売り上げにあたる「経常収益」が600億9500万円と、前の年度より43億7100万円、率にして7.8%増加し、2期連続の増収となりました。

(中略)

また、新型コロナウイルスの影響による取引先の貸し倒れリスクに備えて、令和3年度には与信関連の費用を47億7000万円まで積み増していましたが、昨年度はこれをおよそ20億円減らせたことも増益につながりました。

NHKのニュースから引用

コロナ禍であったので、それが少し通常に戻ったということで、今年は流石に増収増益でないとな、という感じはしますのでとりあえずは良かったですね。

与信関連の費用が減ったことで増収につながったということですが、ゼロゼロ融資の返済が本格化するのは今年度からなので、ほんとに大丈夫なのかは心配なところですが。

また、宮崎太陽銀行は増収だったようですが、増益だったのか減益だったのかがよくわからない感じです。NHKでは減益と表現し、UMKでは増益と表現してます。どっちだよ。

林田洋二頭取は「減益とはなったが、これまでの利益水準と比べても遜色はないまずまずの決算だ」と述べました。

また、来年3月期の決算について林田頭取は「新型コロナの長期化や物価高騰などの影響で取引先の業績が不安定になることも十分に予想される」として、減収減益の予想を示しました。

NHKの記事から引用

NHKのほうがコメントが詳細に書かれていますから、おそらく減益だったのでしょう。

頭取も、かなり慎重に言葉を選んでいるように見えますし、今年はまた更に厳しい状況だという感じがします。

これまでも何度も指摘している通り、宮崎県はナチュラルにゾンビ企業が全国最悪レベルで多い県ですので、今後の宮崎経済も厳しい状況が続きそうです。

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