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次期衆議院選挙で宮崎1区で参政党が候補者を擁立

政治関連のウォッチをしていると、Twitterでもそれ系のツイートが流れてくることがあって、以下のようなツイートが自分のタイムラインに流れてきました。参政党が候補者を擁立したところに宮崎1区が入っていました。

半期の終わりと始まりで多少個人的にバタバタしていて、県政関連のニュースもあんまりチェックしておらず、このNoteの更新も滞りがちだったのですが、6月末に参政党から正式に宮崎1区に滋井邦晃氏を擁立することを発表したんですね。

お名前は聞いたことがあるな、と思いましたが、先日の宮崎県議会議員選挙で宮崎市選挙区から立候補して、ブービーで落選した候補でした。ちなみにビリは維新の候補でしたが。

本気で当選をめざすというよりも、選挙区に候補者を擁立することで比例票を積み上げてあわよくば九州ブロック内で1議席獲得できれば、ということなのでしょう。

宮崎1区で第三極の勢力は戦略的に動いて欲しいと思っていますが、なかなかそういう感じではないようですね。

いつ次回の衆議院選挙があるかはわかりませんが、今のところ宮崎1区では

自民党 比例復活 現職 武井俊輔氏
立憲民主党 選挙区当選 渡辺創氏
維新の会 外山いつき氏
参政党 滋井邦晃氏

の最低4人で争われる選挙になることになりそうです。

全員ぱっとしませんが。

仮にこの顔ぶれで今月選挙があるとすれば、先日の県議会議員選挙宮崎市選挙区や宮崎市議会選挙の結果を見れば、組織が強い自民党の武井氏が優勢ということになるでしょうか。

個人的な感触では、「他の党が候補者を差し替えない前提」であれば、自民も立憲も維新も候補者を差し替えれば当選の可能性も上がりそうだな、と思います。国会議員候補が自分から党のために候補の差し替えに応じるということもないのでしょうけど。

武井俊輔氏に関しては、学歴的にも文学部出身でそれほど経歴的にも優秀ではない上に、車検切れ交通事故の対応などで、保守王国の宮崎で選挙区で勝ちきれなかったわけですから人気はない候補です。総裁派閥に所属していますから党本部の公認が外れることはないでしょうが、必勝を期すなら別の公認候補を立てたほうが良いはずです。

渡辺創氏についても、前回選挙では武井候補にあれだけの敵失があっても比例復活を許す程度ですから、選挙に強い候補ではありません。むしろ前回は自民の候補に比例復活を許した分、負けに等しい結果とも思います。

個人的に立憲民主党は全く支持はしていませんし、入れたこともないですが、もし宮崎1区で最も勝てる見込みがある候補者を選べ、と言われたら、先日の宮崎県議会選挙の宮崎市選挙区でトップ当選を果たした山内かなこ氏に差し替えるということになるでしょう。

今のところ宮崎1区で立候補している4人の中で、宮崎市の高校を卒業した候補は自民党の武井氏だけですし、「宮崎市出身で市内の進学校から旧帝国大学の法学部を卒業し宮崎でキャリアを積んだ女性」であれば、宮崎市出身でもないイケメンでもないおじさんよりも選挙では有利に働くと思います。それでも私は入れませんが。

維新の外山氏に関しても、宮崎市の出身でもなく、大学も中退されていますし、所属政党もその時々でマスコミで人気がありそうなところを渡り歩いている感じで、これまで4度衆議院にチャレンジしても惨敗ですし、これは維新が浸透していないというよりは、宮崎の維新の代表に対しての期待感のなさが問題だと思います。県議会の宮崎市選挙区でもビリでしたし。

参政党も、昨年の参議院選挙に立候補された今村氏がご存命であれば、1区でも3区でも多少は有力な候補になり得たのかもしれませんが。県議会議員選挙でも3000票も取れない候補者ではちょっと厳しいですよね。

「今年の秋に解散」というのが有力だ、という政治評論家の方もおおいですが、もし解散があったとしても、今の顔ぶれだと選挙に行く気もあまり起きない感じですねw


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