延岡市で空飛ぶクルマも見据えた救急搬送体制づくり事業検討会。あまり期待はしないけど、少しずつでもノウハウが集積できると良いね、という話。

「空飛ぶクルマ」も見据えた新たな救急搬送体制づくり事業を進めるための1回目の検討会が、延岡市で開かれたそうです。

5年で10億円に満たない程度の事業ですから、それほど大きな成果を期待はできませんが、それでも資本集約度が低い農業と観光業程度しか産業がない宮崎で(延岡には旭化成がありますが)こういった高度な知見を少しずつでも蓄積していく事業が行われるというのは、大事なことだろうと思います。

宮崎には一応、航空大学校も航空自衛隊の基地もあり、最近では日機装宮崎が航空機部品も製造が行われるようになりましたし、今後はロームがパワー半導体の九州最大の製造拠点を作ってくれることになっていますから、航空機産業などの産業の萌芽を加速できるであれば、そういう方向に進んでほしいものです。

といっても、航空産業はあまりに資本・人材・物流などの高度な蓄積が必要な産業なので、素面で「航空産業地域を目指します」というのも、今のズタボロの宮崎の産業環境で言うのは憚られますが、それでもそういう意欲が必要なのではないかと思います。

ついでに、これも絶対ありえない話ではあるでしょうが、慶応義塾大学の九州キャンパスでも宮崎に作ってくれたりしませんかねw



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