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宮崎県警をSDカードの画像記録の証拠改ざんの疑いで、殺人事件の被告が東京地検に告訴へ

今日、Twitterで「証拠改ざん」というトレンドワードが上がっていたので、神奈川県警かどこかかな、とおもって開いてみたらなんと宮崎県警の話でした。

スクープは地元メディアではなく、熊本日日新聞によるものだったようですが。

 この事件では、被害者の知人男性(49)が宮崎北署に逮捕、起訴された。関係者によると、公判前整理手続きで被告側は「被害者がなたで襲ってきたため、やむを得ず包丁を差し出した」と正当防衛による無罪を主張。現場から押収されたなたの柄に被害者の指紋が付着していないか確認するため、なたの証拠画像を開示するよう検察官を通じて請求した。しかし、宮崎県警は当初開示を拒み、1年以上たってから画像データが保存された捜査記録の原本としてSDカード1枚を開示したという。

上記ニュースから引用

なんとも怪しい経緯で証拠が開示されたのは間違いないようですね。

 専門家が解析したところ、デジタルカメラで撮影された、なたの画像が連続していない可能性が浮上した。被告側は、特定の画像を間引いたデータを別のSDカードに保存して原本として開示した疑いがあるとみている。  

 このSDカードは、キオクシア製の「ライトワンスメモリカード」。会社ホームページで「改ざん防止機能付き」の書き切り型媒体と紹介されている。同社によると、カードに1度記録した画像ファイルの上書き(編集、加工)や削除はできないが、パソコンにコピーして編集したファイルを新たなライトワンスに書き込むことは可能。このため、刑事弁護に携わる弁護士らが「恣意[しい]的に捜査記録の原本を作成できる」と問題視している。

上記ニュースから引用

撮影媒体側で撮影した際に画像ファイルに自動で付与されるはずの連番が、不自然に飛び飛びになっていたとか、そういう感じでしょうかね。

いったんライトワンスの媒体に記録したけれども、そこから引き出したデータを編集して、もう一度ライトワンス媒体に書き込む、ということが技術的に可能で、それを全国的に裏技的に警察が繰り返しているというような疑念があったけれども、今回は殺人事件という重要な事案で不自然な点があったのできっちりさせるために告発するという経緯でしょうか。

実際に告訴される時点で、宮崎の地元メディアも大きく報じるでしょうから、そこでまた詳しくは確認ですね。ただ、こういうのは県内地元メディアが最初に報じるべきものではないんですかね。宮崎県やJAのヨイショ記事ばかり書いていてもメディアの役割を果たしたことにはならないでしょうに。

最近、宮崎県内の治安もあまり良くなく、宮崎駅や西橘通りもチンピラばかりが多い印象で、あまり宮崎県警への県民の信頼も高くはないので、「まさかそんなしないだろう」という印象もなく、むしろ「そういうことも当然やるかもね」という印象ですよね。

なにしろ、宮崎県は、県知事自体が正月にコロナに罹患した際に、自分の行動履歴の改ざんを地元メディアに依頼しようとしていましたし、それが発覚しても、第三者委員会などを通すこともせず、ズブズブ業界団体が支持する与党とのお手盛りの決議で、全く法的根拠も示されていない「2ヶ月減給」で「ごめんね、テヘペロ」で済ましてしまっていますからね。改ざんはお手の物です。

公務員にとっては、こういう人たちがトップであるほうが、失敗も隠せますし処分もされませんから良いのでしょうね。


タイトル画像は、PowerDirecor365 のAI画像生成機能で作成した
「パソコンで証拠画像を改ざんする日本の男性警察官」
です。

ちなみに「パソコンで証拠画像を改ざんする日本の警察官」で画像生成をしようとしたら、何度やっても、女性警察官になりました。AIもジェンダー平等、というより女尊男卑になりつつありますねw

PowerDirecor365 の画像生成AIで作成した
「パソコンで証拠画像を改ざんする日本の警察官」その1
PowerDirecor365 の画像生成AIで作成した
「パソコンで証拠画像を改ざんする日本の警察官」その2

追記:

実際に取材をされている方のもっと詳しい記事が Note に上がってました。

※ 宮崎県の今回のケースについて、調査報道グループ「フロントラインプレス」は2022年秋から取材に着手。今年春からは宮崎県と同じ九州の地方紙・熊本日日新聞とも協力関係をつくり、合同で取材を進めている。

上記記事から引用

宮崎の事件の取材でなぜ熊本日日新聞と組み、宮崎県内メディアではないことが気になりますね。

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