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宮崎県のコロナウイルスによる累計の人口あたりの死亡率は全国ワースト5位。河野俊嗣宮崎県政のコロナ対策はやっぱり「クソだった」、という評価でいいのではないか。

コロナウィルスの感染症としての分類の見直しとなりました。そこで、宮崎県の対策がどうであったかを定量的で公正に考えるために、人口あたりの死亡率を調べてみました。

大阪府が人口あたりの死亡者数が最悪で推移していることは、以前から言われていることではありますし、また、日本の最北端の北海道では毎年寒くなると免疫も低下し感染が広がりやすいということもよく言われていることではありましたので、そのあたりが上位になることは容易に想像ができるところです。

さらに、コロナの感染予防対策として「三密を避ける」、ということはよく言われていることですので、上位を占めるのは人口密度が高い東京、愛知、福岡などかな、と漠然に考えていましたが、なんと宮崎が人口あたりの死亡者数はワースト5位でした。

観光に依存する沖縄も、この2年間では「感染拡大が止まらない」というような状況が報じられていたこともあったわけですが、沖縄以上に宮崎県の人口あたりの死亡率は大きかったというひどい結果です。

人口あたりの新型コロナウイルスの「感染者数」では沖縄が最悪の数字を叩き出していますが、宮崎は全国でワースト7位です。

人口あたりの感染者数は、東京、大阪、福岡など人口密度が宮崎などと比べても圧倒的に高い地方が上位を占める中、何故か九州地方が高い傾向が出ているようですが、それでも人口密度も低い宮崎のような場所が、これほどまでに高い水準であるということは、県としての対策は機能していなかったことの証左と言えるでしょう。

昨年のお盆の時期や今年の年始にかけては、宮崎県は何週間にも渡って人口あたりのコロナウイルスの感染者は、全国最悪で有り続けていました。

宮崎県内での新型コロナによる死亡者は、2020年から2022年の年末までの3年弱は500人程度であったものが、この4ヶ月ほどで一気に280人ほど増えています。

特に今年2023年の年始の感染拡大については、県独自の緊急事態宣言を出しているにも関わらず、県知事自身が2022年末の県知事選挙でのお礼参りにぷらぷらと県内各地を周って不要不急の集会を開き、コロナに感染するという考えられない事態であったわけです。しかも、それに関連した行動履歴を隠蔽しようとするような行動すらありました。

県知事自身が2023年始の宮崎県内のコロナ感染拡大の起点になったとさえ言っても良いでしょうし、県知事自身の間抜けな行動によって貴重な県民の命が奪われたケースもあるはずです。

感染症上の区分が見直しになるこのタイミングで全国的な数字と比較してみても、河野俊嗣宮崎県政のコロナ対策は、ものすごく控えめに言っても「クソである」と評価すべきであろうかと思います。

無能な役人的には、「皆様のご協力により乗り切ることができました」、などという言葉が並ぶのでしょうが、全然まともに対策を行ってこなかったことは、未来永劫その数値データとともに刻まれていくことになりそうです。

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