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見たい景色を見に行こう

 当たり前のことなのだが時間は止まらない。止まらないどころか着実に進んでいる。今このnoteを書いているこの瞬間も時計の針が止まることはない。分かっているそんなことは。だけど忘れがちなんだ。それを思い出させてくれたことが最近あった。

 自転車で通勤しているとき、信号で止まっていると学生同士の会話が耳に入ってきた。そのとき「昨日TikTokを見てさ」と当たり前のように会話の中でTikTokが出てくるあたり時代の流れを感じた。僕が学生だった時代では考えられないから。

 こんなことを書いているとおじさんと呼ばれる日も近いなと感じる。だから今をもっと必死になって生きないといけない。と書くのが望ましいのだけども。なんか頑張る気が起きない。

 分かっている。時間が有限なのも。以外とすぐ過ぎるというのも。分かっているつもりだ。だけどやる気が湧かない。こればっかりはどうしようもない。

 だけどだけど何かになるためにはやるしかない。やりたい事、なりたいものを実現するためにやるしかないのだ。僕の場合ならそれは書くしかないんだ。だってそれしかないんだから。

 目指すべきゴールは見えないし、たどり着けるのかもわからない。でもそこに着くためにはやるしかないんだ。分かってるんだ。でも思ってしまうんだ。どうせたどり着けやしない。やっても無駄。特別な人間になんかなれるわけない。だから今日もYouTubeやゲームをして過ごそう。

 そんな誘惑に負けてしまう日々。情けない。

 情けないと思いながらもYouTubeを漁ってた時一つの動画に出会った。ラッパー神門さんの動画。昔何かしらやる気を出したい時に見ていた動画。歌なんだけど思えばしばらく見ていなかった。前見た時は歌詞が刺さりまくっていた歌詞が今日は刺さらない。神門さんのように必死に生きてないから。

 刺さらない歌詞。でも彼の動画を止めることはできなかった。どうやら僕は彼に何か言葉を求めたいみたいだ。動き出せる言葉を

 この歌の最後にこんな歌詞がある

こんなにたくさん人がいる中で、たった1人自分の意思で動かせる自分を特別だと思わん理由が俺にはわからん

 最後の最後にこれが刺さった。そうだ。自分の意思で動かせるんだ。特別じゃないかと。未来をどう変えるのかも自分。特別な人間になれるわけないんじゃない。もうなってる。それが分かったらもうやるしかない。

 見たい景色を見に行こうじゃないか。そしていつか自分自身に言うよ。

 こうなることを知っていたぞ

 そんな日を夢見て頑張ります。

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