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【これで完璧!?】これは応募したい!と思った募集の書き方

前回は「ヤバいと思った募集の書き方」をご紹介しましたが、本日は、私が実際に転職活動をしていた時に実際に応募した求人募集に共通するポイントをお伝えします🤗✨
求職者にとって「この会社で働きたい」と思える書き方をマスターすれば、応募率も会社のイメージもアップします!

というわけで、実際に応募したいと思った募集の書き方をご紹介いたします!

①仕事内容が具体的でわかりやすい
「商品発注のための伝票作成、専用ソフトを使用した受発注業務、Exelを使用した商品管理業務など、商品の受発注・管理業務が主になります。専用ソフトは操作方法や手順を丁寧に教えますので、管理ソフトの使用経験がなくても大丈夫です!」
「社内倉庫での商品整理、発送時の商品のピックアップ・梱包作業など。金属部品などの重い荷物を運んでトラックに積むなど、力の必要な作業もあります。電話応対や来客応対はありませんが、事務所からの在庫確認連絡等の対応があります」

このように、どんな業務があるのか、どんなソフトやツールを使用した作業があるのかなどが明確に書かれていると、入社後に自分がこの職場・仕事で働けるか想像がしやすいです。


②給与面の書き方が信頼できる
基本給170,000円 +各手当
通勤手当(徒歩通勤を除き基本支給) 上限10,000円
住宅手当 家賃の40%を負担
家族手当 子供1人につき月5,000円
残業代 定時時刻以降分単位で支給

上記のように基本給と手当が別で書かれており、月給としてトータル換算されていない書き方は信頼が持てます。
また、福利厚生の手当の金額が明確に書かれていると入社後の合計給与額を計算しやすいため、応募へのステップになります。
基本給の額は病気や怪我で休職・退職になった際の傷病手当金や、失業した際の失業保険などの額に関わるため、基本給は最も大切な情報の一つと言えるでしょう。


③募集理由が書かれている
「事業拡大のため増員」「定年退職に伴う人員育補充」「欠員補充」など、募集の理由が明確になっている。

募集理由が書かれていると誠実さがアップします。
事業拡大による増員なら成長している会社なのだというアピールにもなりますし、何らかの理由による欠員補充でも何も書かれていないよりも誠実に感じます。
複数人募集の場合は特に理由が気になるため、やましいことがない限り募集理由は書いておくといいでしょう。
ただし、「寿退社のため」「病気退職のため」など、退職した社員のプライベートを絡めた書き方はNGです。


④自分の持っている資格・スキルが募集要項に入っている
ExelやWordなどの基本的な事務作業ソフトから、Adobeが使える人、経理業務経験がある人、ガス溶接技能者資格、2級土木施工管理技士など、仕事に必要な資格や持っていると会社的にありがたい技能などを明確にしておくと、それらの資格や技能を持っている求職者の目に留まりやすくなります。
資格所有者や技能を持った人にとっては受かる可能性が上がり、自身の技術を仕事に活かせるため志望動機にもなります。

ただし、未経験者からの応募はなくなるため全体的な応募率は下がりやすくなります。未経験者の雇用を視野に入れる場合は資格や技能は「入社後に取得できます」と書いてステップアップとして打ち出すか、未経験者募集と資格保有者募集を別で出す方が良いでしょう。


⑤休日が具体的に書かれている
「土日祝、GW、夏季休暇(昨年は6日間)、年末年始」
「基本土日祝休み。月に1,2度交代制で出勤あります」
「土日休みですが、祝祭日は出勤となります」
上記に加えて年間休日数、有給は6ヶ月経過後10日支給などが書かれている。

週休二日制とは、月に1週以上2日休日があること。
完全週休二日制が、毎週2日休日があること。
この二つの違いは求職者にとって本当に大切です。
「週休二日制 土日休み」としか書かれていないと、毎週土曜日休みになるのか書いてないけどほぼ土曜日出勤しなければならないのかがわかりません。
求職者の多くは上記の違いについて理解しているので、誤魔化さずに月に何日いつ休みがあるのかを明確にしましょう。


⑥HPやSNSがあり、きちんと管理されている
企業HPが充実していたり、採用サイトでより具体的な募集要項を確認できることは求職者にとってとてもありがたいです。
応募する会社の情報は多ければ多いほどいいですし、HPで会社の魅力を知ることができれば応募への意欲が上がります。
また、SNSの内容から興味を持つことも多く、コンスタンスに更新されていれば好印象です。

いかがでしたでしょうか?
会社としてマイナスに感じることも正直に記載することで、求職者はそれを踏まえて応募して来るため、内定辞退や入社後即退職などを防ぐことができます。
現場での作業と書かれていて面接でも何も説明されていなかったのに、実は県を跨いで大型トラックで長距離移動を何往復もしなければならない…など、募集内容に書かれていない業務の後出しは応募者を騙す行為ですし、不信感を与え内定辞退や早期退職につながってしまいます。
「これを書いたら応募してもらえないかも…」という点がある場合、改善できることは改善し、必要な業務であれば素直に掲載することが大切です。


前々回の「応募しなかった募集内容」と合わせてチェックしてみてくださいね✨

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