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リリック with エッセイ

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オリジナルのリリックにエッセイを添えて・・・。
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#人生哲学

えにしいまを生きて

この世に生まれ来た、いのち。えにしあって、その親の元で生まれ育ち、えにしあって、その街で生きる。良いも悪いも、この世に生きる自分の価値基準での判断。魂はさまざまなカルマ(業)を背負い、それを解消させるために人生ストーリーを描いているのではないでしょうか。人生のハーモニーを奏でる環境や人々がいます。良いも悪いも、魂のハーモニー。そのすべてを甘い・苦い含めて、改めて味わってみたいと思うのです。 「えにしいまを生きて」 生まれくるものに いのちを与えよう はるかなる このほしで

崩れ去ったあとに

何かを失ったとき、人はその大切さに気づくものです。仕事、家族、健康、日常のあたりまえ。何かにせかされるように生き急ぐのはなぜでしょう?人は常に「何か足りない」を繰り返しながら、生きているのでしょうね。 「砂の城」 浜辺で作った モニュメント 波にさらわれ 崩れていった 何も なかったかのように 守りたいもの それは 心の中にある 嘘のプライド それとも密かに 隠しもってる 執着なのか 守ろうと すればするほど 傷ついて 傷つく度に 崩れ去ってゆく  何も なかったかのよ

すべて、夕陽に溶かして。

四国愛媛の西にある港町、八幡浜。大都会のキャリアウーマンから、Uターンして主婦へ転身。忙しい日常を、笑顔で乗り切る女性は何をモチベーションにして頑張るのか?ダンナ、子供のため?それも当然だろう。しかし、一番大切なものは、ありのままの素直な自分をキープすることかもしれない。嬉しいことも、辛いことも受け入れて。 「すべて、夕陽に溶かして」 パートの帰り 夕陽に染まる 街を抜け 埠頭のマルシェへ ハンドルを切る 献立 掃除 エトセトラ 日々のルーティン 心にアクセル 上げ膳据え

トンネルの向こう側

いま辛い、いま苦しい。ビジネスの中で苦難と向き合っている時間がある。結末は見えない。ただ、その瞬間に味わうことは必然かもしれない。人生の設計図通りに、コトは運ばれているのかも。しかし、プレーヤーにはそのカラクリは分からない。つまり、ただ苦しむ戦士たちなのである。 「To the future」 本当の自分に戻る その日まで 心から笑える その日まで 悔しさを押しこめた笑顔なんて 見たくない 満たされてない 作り笑顔・・・見たくない 街のショーウインドウが 映し出す 張

人生コレクション

生き急ぐという言葉があります。時折、自分が何を求めてこのビジネス、この仕事をしているのか?ただ日々を同じように過ごすだけ。そんな感情も人間なら当然です。「これでいいのか?」という否定的な疑問でなく、人生のコレクションをゆっくり・着実に増やしているだけ。そう考えていいのかもしれません。 「人生コレクション」 冬の朝 白い息 吐きながら 自分の 歩く道 見つめる どこに つながって どこへ向かって いるのか  分からない もしかしたら 分かろうと しないだけ いつもの時間 い

輪廻転生

自分にあった仕事、ビジネス。それに巡り逢えた人は幸いかもしれない。多くの人は、やりたいことを我慢しながら、何かのため、誰かのために働き続け、生涯を終える。死に際に、「もっとやりたいこと、すればよかった。失敗なんか恐れずに・・・」と思うかもしれない。そして、輪廻転生を繰り返すのだろうか。 「理想への旅」 これまでの すごした歴史 振り返ってみる 特別なことなんて 何もなかった 平凡な日々 それが幸せと いうものなのか 私はどこへ 行くべきなのか 何を求めて 生きてゆくのか