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リリック with エッセイ

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オリジナルのリリックにエッセイを添えて・・・。
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#人生

恋心に想う

恋する人との出逢い、それは自分のハートを強く研ぐための砥石かもしれません。たとえ、ハッピーエンドにならなくても、恋した頃の自分を見つめてみれば、当時さまざまな感情が芽生えてきたことを思い出すでしょう。それは、人生にとって貴重な宝物になるのではないでしょうか。 「無敵のハート」 初めて出逢った あの瞬間に 恋心  何かが 動き出す 予感 寒い日だって 雨の日だって  すべてを ときめきに 変えて 新しい 物語が はじまる 私にないもの あなたを見てて 気がついた いつかは

磨かれる者たち

この地球で暮らすことは、喜怒哀楽や、それ以上の感情を経験すること、そう言えるのではないでしょうか。正しい道、間違った道、どちらでもない道など、自分で色をつけてしまうことから、さまざまな迷いも生じると思います。それは人間である以上、仕方ないこと。最後は、自分の心を磨く研磨剤になったことを喜べる・・・そんな心があれば、ここで生きた意味があるような気がします。 「あなたへのハーモニー」 生まれくるものに いのちを与えよう はるかなる このほしで みがかれるものたち めぐりあい 

恋は、人を強くする。

いくつになっても、恋心・・・。生きていれば、いろんなことに遭遇するものです。辛く厳しい試練がある一方で、すべてがバラ色に染まって見える恋もある。何歳になっても、もちろん未婚・既婚例外なく、人間である以上は恋心ってあるのではないでしょうか。もちろん、一線を越えるかどうかは別ですよ。まずは、恋できる純粋な気持ちで、そして大きなことは期待せずに日々の瞬間を丁寧に生きる姿勢で、そんな人には、思いがけず・・・恋って現れるものかもしれません。 「スウィート・マジック」 曇り空から 太

人生ドラマ

人生の主導権、操縦桿。それを握るのは、まぎれもなくあなた自身です。もちろん自分そのものは変えることはできません。でも、役柄を変えることや行動を変えることは、振れ幅は多少あっても可能ではないでしょうか?このままの人生でいいのか、このままだとこのままの人生だな~、なんて思ったら、何か変化を起こしてみる。そんな思考も、たまにはいいかもしれませんね。 「人生ドラマ」 リアルな芝居に疲れたら ストーリーを変えればいい むかし あなたは そう言った 主役のわたしに できること セリフ

親思う心にまさる、親心。

お互いに愛をかけあう「あいよかけよ」。親が子を思う心は、ときに子にとっては重荷になるものです。親が過保護に甘やかすこと、逆に思い通りに子供を支配すること・・・それが愛だと思い込んで、やたら指示を出す。子にとっては迷惑この上ないことが、最近の子育てには多く見受けられるようです。親のエゴとも言えるでしょう。本当の愛とは何か?それを、親も子も学ぶ必要がある・・・それが現代なのかもしれません。 「あいよかけよ」 前を歩く あなたの背中 大きく見える ただ 旅立ちを 見つめてるだけ

えにしいまを生きて

この世に生まれ来た、いのち。えにしあって、その親の元で生まれ育ち、えにしあって、その街で生きる。良いも悪いも、この世に生きる自分の価値基準での判断。魂はさまざまなカルマ(業)を背負い、それを解消させるために人生ストーリーを描いているのではないでしょうか。人生のハーモニーを奏でる環境や人々がいます。良いも悪いも、魂のハーモニー。そのすべてを甘い・苦い含めて、改めて味わってみたいと思うのです。 「えにしいまを生きて」 生まれくるものに いのちを与えよう はるかなる このほしで

「まあいっか」気分で。

ビジネスでは大なり小なり、会議やミーティングがつきもの。その他学校のサークルやPTAなど、組織の中では必須のイベント。そんなとき、ただうなずくだけの自分はいないでしょうか?ここで何か言うと、流れを変えるかもしれない、おとなしくしておこう・・・そんな気持ちは、よくあることで、調和を保つためにも、必要な場合があるでしょう。ここぞ、という使命感がある場合を除いては、同調する。でも、心はモヤモヤ。そんなときは、無理に抑え込まないことです。また、自分をいじめないこと。まあしょうがないな

分かち合うための強さ

大人の世界、大人の事情がある一方で、子供の世界、子供の事情も存在します。家庭内のさまざまな悲しい事情は、双方に大きな影を落とすでしょう。何らかの問題に対して、大人なりに子供の事を考えて結論を出しても、子供はそれを受け入れるため、多くの時間を要するかもしれません。ただ、気持ちの整理がつかない、落ち着かない状況でも、自分のすべきことや、心が求める正義に対して、正直になれる「強さ」を持つ。たとえ子供であっても、そんな強さを持てるのではないでしょうか。そのためには、友が、師がその想い

フェードアウトという終わり方

ビジネスにも、恋愛にも、人間関係という面でみると、終焉は大なり小なり必ず存在する。ある関係性の終わり方には、ケンガ別れ、円満な別れ、音信不通などの自然消滅等々あり、パターンを数えればきりがない。つまり、人の顔や指紋がひとりひとり違うように、十人十色。ただ、終焉に向けた何らかのアクションについては、それを出す側、出される側と、多くの場合ほぼ間違いなく両者が存在すると思っている。もし、終わりを告げられたら、どんな姿勢で臨みますか?言いかえれば、終わりのマネジメント。まあ、これも、

崩れ去ったあとに

何かを失ったとき、人はその大切さに気づくものです。仕事、家族、健康、日常のあたりまえ。何かにせかされるように生き急ぐのはなぜでしょう?人は常に「何か足りない」を繰り返しながら、生きているのでしょうね。 「砂の城」 浜辺で作った モニュメント 波にさらわれ 崩れていった 何も なかったかのように 守りたいもの それは 心の中にある 嘘のプライド それとも密かに 隠しもってる 執着なのか 守ろうと すればするほど 傷ついて 傷つく度に 崩れ去ってゆく  何も なかったかのよ

見つけてみよう

多くの若者が、将来に対して漠然と、いやリアルな不安感を抱いている。だから、恋愛もできないという状況は、多くの若者が直面している悩みのひとつ。持っていない、だからできない、そんな声が聞こえてきます。では、ほんとうに何も持っていないのでしょうか。何かもっているもの、それは自分のカラダ、思考力、なにより生きているいまの自分。コツコツでもいいじゃない。地道でもいいじゃない。カッコ悪くてもいいじゃない。誰かがあなたのことを思っている。それが何よりもの、持っているものかもしれません。

トンネルの向こう側

いま辛い、いま苦しい。ビジネスの中で苦難と向き合っている時間がある。結末は見えない。ただ、その瞬間に味わうことは必然かもしれない。人生の設計図通りに、コトは運ばれているのかも。しかし、プレーヤーにはそのカラクリは分からない。つまり、ただ苦しむ戦士たちなのである。 「To the future」 本当の自分に戻る その日まで 心から笑える その日まで 悔しさを押しこめた笑顔なんて 見たくない 満たされてない 作り笑顔・・・見たくない 街のショーウインドウが 映し出す 張

未完成が完全という考え方

大きくマイナスに振れた針は、やがて同じレベルでプラスへと振れてゆくでしょう。振れ幅が極端になればなるほど、訪れるプラスも大きくなる。そう信じたいのです。人生には、仕事に、恋に、家族にと、さまざまな試練があります。何も信じられない時期もある。この世に救いの神はいるのだろうかと思いたくなる感覚。それでも生きてゆき、どん底から一歩ずつ這い上がることが、「ほんとうの自分」に帰る一歩になるでしょう。「差取り」で「悟り」に向かいはじめる一歩になるのではないでしょうか。未完成である自分だか

ほんとうの愛とは。

ほんとうの愛ってなんだろう?偽善ではない、心の奥から湧き出る愛。それは幼い頃に感じたものかもしれない。記憶にも残らないほどの幼子の記憶のなかで。人は大人になるにつれて、愛に条件をつけたがる。地球という牢獄のなかの掟であるかのように。ピュアな人ほど生きづらいのが、この地球なのかもしれない。それでも、ほんのわずかな一瞬の愛の記憶。そこに光を当てて生きる、自分を照らす光にして生きる。一歩ずつ。そんな考え方もあるかもしれない。 「地球の片隅で」 絶望の暗闇 窓から見える景色さえ