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サッカーアジア杯をみて、自分の職責や経験と重なったと感じたことを書き出してみた50代

サッカーアジアカップを楽しみに見ていました。
結果は残念でしたが、サッカーという競技の魅力は素人の50代でも十二分に伝わってきました。サッカーで戦争が始まるとも聞いたことがありますが、国と国との戦い、サッカーというスポーツ以上のものを感じました。本当に偉大な競技だと感じます。

試合後、森保監督への評価を語る記事が沢山出てきました。
共有が行き届いていなかったなど、ご本人のコメントも見ましたが現地にいた当事者しかわからないことなので、そうなんだと思う程度ですが、トップに対する評価の厳しさを感じた出来事でした。

私たちも、50代としてサラリーマンではありますが、責任ある立場である方も多いと思います。責任者の評価は一夜にして変わるので、一喜一憂する必要はないのでしょう。そんなメンタルでいることも大変ですが・・・

今年成績を上げた職員に、翌年リーダーを任せていたけど、成果がでない。なんてこと、本当によくある話です。サッカーの監督とは担っている責任や期待などの重さは比べものにはならない、ということは理解した上で、同じような事態に見えていました。前回は良かったから、その通りには任せてみたら、うまくいかなかった。それはその人の能力もありますし、環境も一変している。得意なスタイルが通用する場面と、通用しない場面がある、そのかけ違いが起きた、そんなように見ていました。

森保監督とWBCの栗山監督の比較や対談記事など、今まで興味を持ってみていました、時の人として、誰もが憧れるリーダー像を放っていたお二人です。栗山監督は日ハムで名将と言われていましたが、チームの世代交代では成績が低迷しました。大人のチームでは、個を尊重するスタイルがフィットするけど、若いチームではそれが機能しないと、何かの記事で読んだことがあります。たまたま、自分も平均年齢が高めの組織から、若い組織に異動した時期で、その記事が記憶に残っていました。個を尊重するスタイルは森保監督にも共通するとテレビの対談でお話しされていた記憶があります。

もっとヒントが欲しかったと選手からのコメントも紹介されていましたが、若手チームの特徴かもしれないのかな?と失礼ながら感じました。アジア杯では若手が積極的に登用されていたようです。熟成したチームと若手中心のマネジメントの違いを、自分に問い直した時間がありました。

私も以前は平均年齢30後半のチームにいましたが、メッセージの浸透や理解がとても早かった。今は20代後半のチームにいますが、抽象度の高い仕事は通じず、共通の意味を持った言葉で具体的なタスクの共有をしなければ、思ったことが進まない。ちょっとした手間を感じる機会も多く、同じレベルのように話をするのが何様かと思われるかもしれませんが、具体的な支援が欲しかったと言われる場面が重なりました。

中間にいる世代が橋渡しをすべきですが、それもダルビッシュ投手のように、監督の言葉以上のことを理解している人が必要です。やはり1言って10理解している人がいれば、熟成した個を重視したチーム編成ができるように思っています。栗山監督には、自分の分身が沢山いたのでしょう。それも監督としての力だし、そのようなチーム編成ができた成果でもありますね。

長文失礼いたしました。
人の上に立つ職責の方に共通すると感じたことを、書き出してみました。

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