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コロナ、豪雨、学校、広報活動、そして職員と


この豪雨で被害に遭われてしまった方へ、心よりお見舞い申し上げます。

豪雨による被害、避難などまずは目の前の危機を回避するために、最善の行動をとられていることと思います。避難をする、その避難も避難所にいくだけではなく自宅の中でも一番安全な場所へ移動する、そんな行動で安全を確保していく、そんな数日間を過ごされたことと思います。

その様子を考えながら、学校として何をすべきかを考えました。授業の早期切り上げと翌日からの休校。この判断に至るまで、個人的には相当時間を要してしまったという反省があります。安全よりも周囲の反応を先に想定しながら考えてしまった。それでも、休校しておいて災害被害に対応できたことで、結果論としてはよい方に傾いてくれたと思います。もう1つ難しかったのは豪雨翌日の休校判断。お昼頃には決めていましたが、すり合わせに少し時間を要してしまいました。晴れ間も見えてきた状況だったので、翌日の休校は逡巡しましたが、交通機関が麻痺している地域が多くダイヤの乱れから生徒の登校も時間通りにはいかない状況になり、これも結果的には良かったと思っています。

その間に、職員の安全確保と状況確認、抱えている業務の確認です。生徒がいないので職員間も時間の余裕ができている様子ではありますが、いない時こそ進めておけるタスクがあったはず。また、ここでどのような行動や判断、言動をとるかで組織に対する信頼感も変わってくることから、内側に対してのとるべき行動は色々考えました。1人避難を要した職員もいたことから、安全確認やタスクの確認など定期的に状況の確認を行いました。合わせて残業なしで退勤できる方は業務のコントロールをしてほしいとの要望。なんとか全員が早めに退勤することができました。

これは2,3日未来に向けての業務。その間に来年4月に向けての業務も進んでおり、その成果を図るオープンキャンパスの動員はコロナと豪雨であっても数字を作っていかなくてはいけません。今回の豪雨でキャンセルが出るだろうから、その分をどこから集めるのか?休校判断も同じですが、全ての地域で被害がでている訳ではないので、被害地域の方たちは当然参加することを見合わせることから、被害のない地域への広報活動でプッシュしていきます。できることとも限られていますが、もうワンプッシュできる方法を考え、実行していかなくてはいけません。

足元、一歩前、三歩前、その先、さらに先を見るだけではなく、戻ってくることも繰り返しながら仕事をしています。広域から登校してくる学校の苦しい所もありますが、今の所ご理解をいただけているような気がします.

ただ、ただの豪雨対応ではなく、全てがコロナが前提であること。油断すと
忘れてしまいそうですが、コロナを大前提としなければいけない。もう1つのタスクがいつも横たわっているのが、ボディーブローのように効いてきますね。


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