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不登校生徒が夏休み明け、登校再開に成功した事例

夏季休暇が終わりました
約1週間の休暇を挟み、いよいよ後半戦です
9月は前期末試験、スクーリング、後期授業開始に向けたプログラムなどありますが、
2021年度に向けた取組がいよいよ本格的に始まります。
10~12月の期間で準備をして、2021年度の骨子を固めていく期間となります
そのため、この残された8、9月は非常に重要な期間となります

一方、生徒たちはコロナ禍とはいえ、夏休み明けという状態です
学校に行きたくない、行けないという状況が想定できますので、個別対応が肝となってきます
学校に行きたくない、行けないという生徒の多くは
家庭で過ごす毎日から生活リズムを変えることに抵抗がある
自宅という一番安心していられる空間から出なければいけないという抵抗がある
人に会う、先生やクラスメイトに会うということに抵抗がある
などが考えられます

そんな時に、通学再開に成功した事例を少しご紹介します
保護者が学校まで送り迎えすることは、一見通学しているように見えますが
一度やってしまうとなかなか抜け出せないようです
時間的にも許されるなら、駅まで一緒に行く、学校の近くまで交通機関で一緒にくる
ドアTOドアではなく、交通機関を使用することで通学に対するリズムを取り戻しているケースが多いようです
お勤めされている方だと難しいかもしれませんが、通学初日に合わせるのではなく、
事前に一度学校に交通機関で行ってみる、交通機関を一緒に利用するなど
人の中に一緒に入ることで、リズムを取り戻すことができた生徒がいました

車での送迎を希望されるかもしれません
コロナが心配で生徒だけではなく、保護者も交通機関は使いたくないという方も多いと思います
無理することなく、タイミングを見て、どこかで学校に足を一緒に運んでみる
最近は土日でも体験入学や学校説明会やっていることもあるので
学校が開いていることも多いようです
そんな学校の都合を上手に活用して、交通機関を使ってみるという工夫はいかがでしょうか?

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