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新環境BO3自主大会優勝 ルガゾロ

みやししです。

今回はBO3形式の自主大会で優勝したルガゾロのレシピを公開します。
これまでルガゾロのレシピはよく見かけたたものの、考察記事と一緒になっているものは少なく感じたので読んでいただけたら幸いです。


■主な実績

CL東京 不参加
CL新潟 ルガゾロ ベスト16 150pt
CL千葉 ルガゾロ ベスト8 200pt
CL京都 ルガゾロ ベスト16 150pt

シティ1 ルガゾロ 17位 15pt
シティ2 ルガゾロ 圏外 0pt
シティ3 フリーザー ベスト16 20pt
シティ4 エンニュート ベスト8 30pt

入賞などの大きな結果は残していないものの現在のCSPランキングでは9位。
出場したCLは全て決勝トーナメントに出場しているのでアベレージ的には良い成績だと思います。
また自主大会等も含めシーズンを通してゾロアークを使ってきました。

500円デッキから始めた初心者の私を1年足らずでここまで導いてくれたデッキでもあるので、私と同じ時期に始めた方最近始めた強くなりたい方にぜひ読んで欲しい内容にしました。


■新弾での強化点

正式に言えば新弾ではなくスターターデッキに封入されているプレシャスボール



この1枚で不利なデッキに勝てるようにはなりませんが、デッキの安定度を大きくあげることが出来ます。

ゾロアーク系統のデッキが難しいと言われる理由の一つがリソース管理。
何を捨てて何を残すのか、このカードはこの試合では本当に使わないのかという選択 が常に付きまといます。
その中でずっと感じていたのがハイパーボールというカードとの組み合わせの悪さでした。
終盤のデッキ圧縮に大いに貢献するのですが、どちらかというと序盤に使わなければいけないのにコストにできるカードが少ないという場面の方が多く感じていました。

その点プレシャスボールはコストを気にする必要がありません。
GXポケモンしか対象に取れないというデメリットはあるものの、ネストボールやポケモン通信でカバーすればそれに見合うメリットがあったのでプレシャスボールをメインに構築することにしました。

今回は枠が無い中で何度も調整し続けたので結果が出せて嬉しく思います。

あと強いアローラベトベターが出ました。

■ルガゾロを使用した理由

今回出場した大会はJCSと同じカードプールで初戦から50分BO3形式。
地方からCSPランキング上位の方やシティ・CLで結果を残した方も多く参加していたので勝ちを意識して挑みました。

現在の環境はデッキパワー的にレシリザが強く、しかしながらレシリザ一強という訳ではなくてtier1,2のデッキがとても多いという印象です。
そのため、有利な相手が多いデッキではなく、何と当たっても五分ぐらいの試合ができるデッキを使うのが勝ち上がりやすいと考えました。
ルガゾロというデッキは環境にいるほとんどのデッキに対して捲る手段を持っていて、多少不利なデッキはあるものの絶対に勝てないデッキが少ないというのが魅力です。

また、新弾環境でもあるのでまだ見た事のないデッキタイプにもマッチングすると予想。
脅威となりそうなアタッカーや重要なシステムポケモンをルガルガンで呼びゾロアークで攻撃するというルガゾロの基本を押し付ければ未知のデッキにも対応できると考えました。
今回のデッキはヤレユータン(リソースマネジメント)を採用しているので大きなミスをしても取り返せる可能性があるというのもデッキ選択の決め手になりました。

ルガゾロという大筋は決まったものの、細かいカードを採用する上で意識したのがLOデッキ
今回の大会はBO3形式なのでCLでも結果を残しているHANDや海外で話題のゼブライカコントロールなど、最大の敵である時間を克服したデッキにどこまで戦えるのかというのを試せる絶好の機会でした。
JCSで決勝トーナメントを勝ち上がるには想定しなくてはならないデッキの1つだと思います。

CL京都では前日にHAND対策を切ったルガゾロを使用した結果、予選と決勝で同じHANDに二度刺されたので復讐の意味もこめてデッキを持ち込みました。


■当日のマッチアップ

ピカゼク○✕○
ゾロアークカイリューGX○○
ルガゾロ○○
ズガアゴドラン○○
ギガスHAND(サーニーゴ)○△

環境にいるデッキ3つと新弾デッキ1つ、ルール特有のHANDとマッチング。
この全てになんとか対応できるデッキだったのでルガゾロの対応力に救われました。
また時間切れは決勝戦の2戦目のみ。
その他の試合は50分の中で2勝することができたのもよかったです。
詳しい対戦内容は対戦相手の方々がJCSを控えているため伏せさせてもらいます。
ご了承ください。


■デッキを回してみた感想


無料部分を広げるためレシピより先に感想を書きます。
レシピを見てから読んだ方が分かりやすいと思うので購入してくださった方は飛ばしていただいても大丈夫です。

今回はとにかくプレシャスボールの強さが際立ちました。
ハンドを切らずにゾロアークやルガルガンを呼べるので必要パーツが少なくなり、序盤から相手のテンポを崩しつつゾロアークを準備するというルガゾロの強い動きがよりやりやすくなった印象です。
プレシャスボールの弊害としては初手に進化先と同時に固まった際にリーリエが使いにくいことが増えました。
逆にそういう手札の時はウツギ博士のレクチャーを使う動きが強かったのでプレシャスボールを多投する際はレクチャーは絶対に欲しいカードになりました。
実際今回の大会では6割リーリエ、3割レクチャー、1割その他という初動でした。

また、新たに試してみた2つのサポートがかなり使いやすく今後もゾロアークデッキを使う際には入れておきたいカードになりました。
その2枚に関してはデッキ解説の部分で触れたいと思います。

以上が無料部分となります。
有料部分ではデッキレシピ60枚の採用理由と各デッキへのアプローチ方法がメインになっています。

また、ルガゾロをあまり使ったことがない方向けにルガゾロの基本的な使い方を自分なりにまとめました。
これからルガゾロを使いたい方や、ルガゾロを相手にする時の参考にしたい方にも読んで欲しい内容です。


それでは有料部分に続きます。
無料部分のみ読んでくださった方もここまで読んでいただきありがとうございました。

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