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これじゃ野球にならない 2023.9.24-25ロッテVSソフトバンク

え、朗希・・・。
コロナ、か。
続々と増える特例抹消。
チームが成り立つのか。

それでも目の前に試合はある。
プロとしての矜持、出られる選手は、チャンスだろ。
ここでやらなきゃ、どこでやる。

和田康士朗が気を吐く。
2回裏、2ベースを放ち、荻野のタイムリーでホームを陥れる。
4回裏、快打!打った瞬間ホームランを確信する当たり。
その後もヒットを重ね、なんと4安打。

今日をチャンスに変える。
まさにスローガン通りの活躍。
こういう選手が続々と出てくれば、今のチーム状態は、逆にチャンスに変えることができる。

佐々木朗希の登録抹消を受け、先発のマウンドに立ったのは、横山陸人。
期待するしかない。
オリックス戦での屈辱を晴らすときがきた。
あのまま終わることはできない。
絶好のチャンス。
今日をチャンスに変えろ!

打ち取った当たりだ。
しかし、周東の打球は、ライト前に。
盗塁、送りバントで1アウト3塁。
1点は覚悟すればいい、それよりは、アウトカウントを増やすことだ。

柳田、近藤の連打、フォアボールで1点失ってなおも満塁。
ここで、今宮のピッチャー強襲安打。
ああ。
ここでなんとかならなかったか。
捕れていた打球ではなかったか。

それが勝負流れ、極度の緊張感でのプレーというものなのだろうか。
結局、1回5失点で、マウンドを降りる。
最初から1,2イニングの予定だったから、なおさら横山には消し難い悔いが残った。
これを貴重な経験とできるかどうかは、横山自身とチームの育成にかかる。

しかし、この試合を壊したのは、マリーンズの守備だ。
1アウト1・2塁。
ショートゴロ、絶好のゲッツーコース。
しかし、中村奨吾の送球ミスで、1点を献上。
1点を返し、追随ムードの試合のリズムを壊してしまった。

絶対に先頭で出してはならない周東がセーフティバントで出る。
ワンベースは、周東にとってはツーベースも同じ。
そんな危険なランナーを、ピッチャー坂本は、ワイルピッチで進めてしまう。
送りバントに柳田の犠牲フライ。

バントヒット1本で得点を決めてしまうソフトバンク。
ソツがない。
このソツなさに、ロッテのミスが加担してしまう。

ロッテは粘り強く得点を重ねる。
でも勝つためには、あと一本が出ない。
あるいは、ソツなくホームを陥れる相手のスキを突くプレーがない。
勝ててないからそうなるのか、そうなるから勝てないのか。

中村奨吾は、またまたヒットが出ないまま、この試合も終える。
荻野、安田、岡、山口、藤岡が登録抹消の今、中村奨吾の復活がないかぎりは、勝ち試合が見えない。

6点取ったが、7点取られた。
いや、7点すべてが取られたわけではない。
自ら献上した点があったはずだ。
エラー、あるいは、記録に出ないミスがなければ。
もっとうまい試合運びができていれば。

主力選手がいないことより、やっぱり大事なところでミスが出てしまうチームの方が心配だ。
野球になんないよねえ、これじゃ。

うーん。

さあ、気を取り直して月曜日。
なんとか1勝1敗に、って思ったら・・・・・

もっと試合にならなかった。
フォアボール、押し出し、フォアボール。
ランナー1・3塁で、1塁ランナーに釣られる。
ああ、もう。

ついに4位転落。
まあ、当然だよね、こんな試合続けてたら。

でも、まだ終わっていない。
どんなチーム状況だって、試合はやってくる。
プロなら、尽くせる力はあるはずだ。

今日をチャンスに変えろ!!




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