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まりほー!!まじ、まりほー!!!  2023.9.27日本ハムVSロッテ

益田様、益田様。
700試合登板のこのメモリアルデー、どうかなんとかしてくだされ。
神様、仏様、益田直也様!!!

祈れば思いは天に通ずるのである。
球速も球威もコースも球質も、思いが乗れば、そうそう打たれはしない。
どっちの気持ちが上回るか。

9月のロッテは、最悪だった。
益田直也も例にもれず、誇りもプライドもなんもかんも、ズタズタに切り裂かれた。
リベンジだ。

加藤豪将を斬る。
最後は内角ストレートでズバッと。
心意気だ。
攻める。

松本剛も、さんざん外を攻めておいて、最後はズバッと内角ストレート152キロ。
気合いのストレート勝負。
ああ、漢だ。

代打・郡司も、ストレート攻めのあげく、最後はインハイにズバッと。

これを心意気といわずして、何と言おう。

エスコンフィールドのライトスタンドから、全国各地のマリーンズファンから、魂のまりほー!!!!
ああ、勝つってこんなんやったな。
これが野球だよな。

カスティーヨ、よかったーよ、勝ち投よ。
坂本も澤田も、リベンジに燃えてたはず。
雪辱を果たすとは、このことだ。

そして、我らが和田きゅん。
もう、名実ともにマリーンズのスラッガーじゃん。
先制点を生んだ3ベース。
ブロッソーの犠牲フライは、和田には楽勝。

ブロッソー、期待感あふれるね。
いよいよ実力の片りんをみせてきたかな。
手首を返さず、フォロースルーのない打ち方になって、ボールがめちゃくちゃ飛ぶようになった気が。

勝負強さの光る和田きゅんは、四死球2つとパスボールで得た2・3塁のチャンスにも、2点タイムリー。
ああ、タイムリーだよ、タイムリー。
タイムリーなんて心地よい響き、久々にマリーンズで聞いた気がする。

さらにランナー2塁から左キラー石川慎吾が、タイムリー。
和田きゅんがホームイン。
ああ、またまたタイムリー。
1イニングにタイムリーが2本出て、3点も入るなんて。
マリーンズか、これは。
いや、これがマリーンズだ。

心地よい勝利。
ふう。
ひと心地着いた。

この試合は、ファイターズの谷内亮太選手の引退試合でもあった。
守備のプロフェッショナルである谷内選手は、イニングごとに守備位置を変える。結局、サードから始まって、内野全部とライトを守ってベンチに下がった。
こういう粋な計らいをするのが、新庄監督だね。賛否あるかもしれないけど、引退試合という特別な試合に、こういう計らいが認められるのが野球のよさでもあると思う。

にしても、谷内選手に先制タイムリー打たれた時には、ああ、このまま引退試合ムードで、ファイターズ盛り上がって、スタジアム全体の雰囲気に流されちゃうのかと、肝が冷えた。

でも相変わらず窮地のマリーンズ。
勝ち続けなければならないのは、変わりない。
こういうときには、新しいヒーローが必要だ。

この試合は、和田康士朗というヒーローが登場した。
茶谷も、佐藤都志也も調子が良い。
ブロッソーもブレイクの予感だ。

そして、眠れる獅子よ、そろそろ目を覚ますときじゃないかい。
中村奨吾の目覚めなくしては、マリーンズはだめなんだよ。

明日は、種市。
やってくれるよね。
信じる。

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