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韓国ドラマが面白すぎる #4

● 応答せよ1997 응답하라 1997

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気になってた「応答せよ」シリーズに着手! 制作順に見るのが良いと聞き、詐欺師役も良かったソ・イングク君の出てる「1997」を。最初は皆がすぐ怒鳴るのと、バラエティっぽいノリについていけない感じもあったけど、終わる頃にはかなりハマってました。日本の昔のトレンディドラマも彷彿とさせます。場面場面のつながりやバランスがイマイチ泥臭いのは制作陣の初々しさかも。現代と行き来する設定や97年韓国の流行を組み込む構成は面白いし、ひとつひとつのエピソードがとっても良い。「あったあった、こういうこと!」がいっぱい。あと、韓国語が多少分かるようになってきたはずだったのに釜山の方言が全然分からなくて驚き。こんなに違うのね。

● 悪霊狩猟団カウンターズ 경이로운 소문

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ホラーやグロ描写、心霊モノが苦手なので「悪霊」「狩猟」という題名にビビってたけど、ヒューマン&アクションドラマだと聞いて鑑賞。ほんと、全く問題なかった。確かに悪霊だけど、主人公である男子高校生の成長物語でもあります。少年ジャンプにありそうだ。悪霊を退治するチームのお話。少年・おじさん・おばさん・お姉さんというチーム編成も面白く、若者ばかりにしないところは流石。4人の交流も、徐々に明らかになっていく過去もしみじみ泣けます。メンバーの一人、おばさんのヨム・ヘランさんは『椿の花咲く頃』でデキる弁護士をやってた人だ! とても同一人物には見えず、アクションもバリバリとこなしていてスゴイです。

● 応答せよ1988 응답하라 1988

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いやーもう最高。好きすぎて単独記事も書きました。「1994」がNetflixになくて抜かしてしまったけど、「1997」から格段に物語の奥行きがアップしてた。家族の日常、仲間の日常、決して大事件ではない、日々の小さな出来事が延々と続く。まあ言わば下町ホームドラマなんだけど、通底する「二度と戻れないあの時間」という切なさがたまらない。時代とのリンクも素晴らしい。話数が多いだけに毎日見てて、終わった時は本当に寂しかった。またこの人たちに会いたいなあ。でも誰よりも彼らに会いたいと思ってるのは、彼ら自身だろうなあ。今はない風景と日々。昔の日記を読むような気恥ずかしさと苦々しさと甘い切なさに満ちてました。次の視聴予定は同じ監督・脚本コンビの「賢い医師生活」続編。楽しみしかない。


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