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作らない毎日をしてみたら

作らない、いろいろなものを作らない。
いらないものからいらないものを作るのが大好きな私、
いらないものだらけの私の空間には不要なものがぎっしり詰まってる。

ご飯も、お弁当も、お弁当袋も、
サイズアップのリメイクも
リメイクのさらにリメイクの小物たちも
リメイクしそびれて掃除用具になった布たちも

作らないと決めたら全てが必要のないものになった。

いわゆる 断捨離?
ミニマリスト?
キッチンの引き出しの中の使わないお玉や菜箸や
3世帯分が詰まっている道具類
姑と、私と、出たり入ったりしている子供たちの分
その中で自分が使い勝手が悪いものを処分

サイズアウトしたりそもそもサイズが合わなかったり
着れない服たちを、何かにできるかもしれないBOXの
化繊系とウール系のものを処分(ほぼ姑のもの)
生地もよいし作りもしっかり、

でもサイズが合わない、
色も形も作業着にはならないし、
かゆいし虫が湧くし。

すっきりー

道具が減ったら
次は作業も減らす

朝は 炊き立てご飯に、フリーズドライのお味噌汁と、ちくわやてんぷら(さつま揚げともいう)買ってきた漬物、
昼はカップ麺とかレトルトとか
夜は市販の総菜

服は360日作業着なのでTシャツと作業パンツと前掛け

服が少なければしまうのも楽

しばらくそうやって、やってみた。

どんなに手間がかからなくて素敵な毎日なのだろう。

床の敷物もないのでそのうちお掃除ロボットを侍らせてもいいかも。
期待は大きくなるばかり

なのに

キッチンの隅のリサイクル入れが総菜のパックで膨れていくばかりで
食卓に上る総菜の数は減っていく

毎日買いに行けないし総菜を選ぶ時間と手間と予算が釣り合わない

朝起きた時の気力も低下
作らなくていいと思っただけでお湯を沸かすぎりぎりまで動きたくない。

時は夏
エアコンの無い南の土地は酷暑真っただ中

そうだ!
お味噌汁に具材を足そう

フリーズドライのお味噌汁に入れるお湯を沸かすときに
小鍋で沸かして葉っぱやキノコや揚げを加える

総菜のパックを開けたら、あえ物なら茹でた野菜を加えたり
煮物は温めなおしを小鍋でして揚げやお肉を加えたり
揚げ物の総菜をキャベツに乗せて甘酢だれをかけたり

あれれ
それって
料理してるよね?

でも、ある素材にちょっと手を加えるだけで
野菜も味も好みのものになる
なによりアルコールがおいしくなる

作らない宣言して枕カバーを買い替えようかと
価格と素材と見た目が釣り合わなくて
そうだ、カッターシャツ分解して作ればいいやん

ついでにタオルケットも子供が使ってたプールのタオルを繋いで一枚に

あららら
あららららら

分かってはいたんだ

姑にはケチと言われていた

買わないのじゃない
買って自分好みじゃないと文句を言いたくないから買わない


作りたくないわけじゃない
そこの有る素材で体がうれしいおかずを食べたい
ごっちゃり味がついたものじゃなくていい
茹でた葉っぱにお醤油でいい

ふわっふわの化繊の布じゃなくて
洗いざらしてくたくたになった綿100%のバスタオルが好き

ほんの1週間程度で
作らない宣言撤回

でもおかげで自分好みじゃないモノたちとお別れした。
まだまだ不要なものは沢山残っているけれど
捨てても大丈夫と確信できたことは大きかったと思う。



朝 少し早く起きて
洗濯機回してお湯沸かして葉っぱのお味噌汁に卵焼いて


今日も一日頑張ります






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