進級、新学年、社会人、新しい年を迎えるのに、片付かない部屋はどうしたらいいの
4人の子供も社会人になり、家の中はずいぶん物が無くなりました。
毎年毎年、学年が上がる3月は、
自分の荷物を片付ける一大イベント月間でした。
でも、子供たちは片付けることが出来ません。
掃除は出来るのですが片付かないのです。
4人が6畳の部屋に私物を貯め続けていると、リビングに溢れ、姑の部屋にも溢れ、そもそも姑も箪笥や箪笥や箪笥や箪笥が溢れ、玄関も靴まみれ。
1年生の子供には初めての1年生の一年間が、プリントやお絵かきや工作お手紙、教科書も文具も、沢山の一年生が部屋に蓄積されてます。
6年生の子には6年間の、
中学生は
高校生は
家を後にする時には、、、、
数えれないモノたちが部屋を占領しています。
そこで、片付ける方法を作りました。
1,進級する学年に不要な物、必要な物
2,サイズ的に着れない服、着れる服
3,好みが変わって不要になったもの、未練があるもの
4,部活で必要な物、部活は変わるので不要になるもの
5,自分では判断できない不要な物、
6,自分には必要だけれど不要な物、
1~6まで見て頂くと、大人側からするとほぼ不要な物になります。
でも、子供にとっては判断しにくい物ばかり。
親にすれば、全部捨てちゃえば?捨てようか?スッキリするよと言いたい
そしてゴミの日に纏めて捨ててしまいたい物の山を
子供たちの判断で振り分けさせました。
番号を振る事で振り分けが明確化します。
明確化することで細かい判断もしやすくなります。
子供達もRPGゲームは大好きで合成や融合などなど、アイテム保有数は限られていること、良さげに見える高価なアイテムも使い物にならない事、
逆に些細なアイテムが入手困難で効力を発揮する事案も。そこは納得。
早速片付け開始です。
1、旧学年教科書は纏めて紙類分別処分
2、サイズアウトした服はサイズ別に段ボールへ入れ保管(子供が4人居るとお下がり大事)最終的には雑巾にしたり繋いで縫って床マットにしたりリメイク♪
3,書籍類は一部屋本の部屋があるのでそこへ収納。
(夫も私も本が大好きで床が抜ける恐れが出てきました、苦笑。)
書籍以外の未練があるものは「6番へ」
4,不要になった部活用品は使えるものは後輩へ譲渡
5,プリント類、制作発表類は難しく、親の判断。工作類や絵は写真に撮って一部処分しました。壁にお絵かきや工作物を貼ったままのものもあります。子供達の想い出の一品です。
此処までは事務作業で要領さえつかめばサクサク作業が出来ます。
最後に6番です。
これを我が家では「黒歴史BOX」と呼びます。
6,自分には必要だけれど不要な物
子供たちが片付けられないのは、今まで生きてきた全世界がこれに詰まっているからだと思います。
キャラクターのお宝ビニールバックや。チョコボやスライムのぬいぐるみ、それを自分で書いたり作ったり。友達との出来事を綴った日記や、手紙、あった事や無かったことや、メモ、やエンピツ。
小学生には小学校が全世界でクラスは自分の宇宙でそこから外の世界が見えないくらいいっぱいいっぱいになってしまってたり、
中学校は良きも悪きも子供でもない大人でもない不安定な心と体と空間で、
進学したら見えない未来と戦い続けた高校時代、
その度に色々な感情をアイテムに託してお守りにしていたのだと思います。
だから
今は不要になったかもしれないけれど、
その時の自分の依り代は、
手放すことが出来ない、
必要なアイテム
6番は一人1箱づつ、段ボールを用意し、その中に入るだけ置いておく。
6番の段ボールは親は中身を見てもいけない、触れてもいけない箱。
好きな物を好きに詰めて新しい世界へ行くための箱。
但し、翌年入れ替え時にその箱から溢れたものは 処分する。
そして社会人になった今、
本人たちですら開けることを躊躇う 熟成黒歴史BOX 完成してます。
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