赤ちゃんの尊さ
子どもが生まれて2カ月。母になって2カ月。
産んでみて初めて知ったのは、赤ちゃんが、こんなにも他の人のケアなしには生きていけず、それなのに、完全無欠な存在だということ。
一番驚いたのは、母乳をうまく飲まないこと。
NICUでは、小さく生まれると初め点滴で過ごし、しばらくして母乳がはじまってもまずは胃に直接注入する。そして、ある程度大きくなり、さらにいくつか段階を経て、ようやく直接母乳を飲ませるように。それはNICU独特だとしても、健康に生まれてきた赤ちゃんも多くが、母乳をうまく飲めないんですってね。
特にわが子は、なかなか飲めるようになれず、胃につながれた管が抜けない。
直接母のおっぱいから飲めなければ、哺乳瓶、それでも余ると胃への注入となっているのですが。
本能で、吸いつく、くらいに思ってました、、
赤ちゃんがもつ絶対的な弱さ。
それなのに、赤ちゃんは、絶対的な自己肯定感がある。
自分に欠けたとこがあるなんてこれっぽっちも思ってない。
し、実際そう。赤ちゃんは完全無欠、完璧な存在。
赤ちゃんの絶対的な弱さと絶対的な自己肯定感。
これが、赤ちゃんの尊さの所以だと思う。
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