子(0歳6ヶ月)連れの初海外旅行についてまとめてみた
先日、子連れでの初海外旅行に行ってきました。
せっかくの子連れ初海外ということで、記憶がホットなうちに経験をまとめておきます。参考になる部分もあれば、そうでない部分もあると思いますが、お時間のあるときにお読みいただけますと幸いです。
ちなみに行った先はハワイです。ハワイ最高です。
1.前提
2.手配
パスポート
大人2名分のパスポートはすでに所持していたため、子どもの分のみ申請・取得しました。https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/passport/guide/application/0000000363.html
申請時は本人不在でOKですが、受け取り時は本人確認のため、子ども本人の同伴が必要です。
旅行に行きたい!と思ったときに行けるように、家族全員分のパスポートの有効期間が常に半年以上はある状態にしたいと思っています(向こう4年くらいは気にしなくて大丈夫ですが…)
航空券
ANAの特典航空券を大人2名分予約しました。(70,000マイル+燃油サーチャージ料金)
2歳未満の幼児は、幼児1人で座席を使用しない場合に限り、10%のマイルを支払うことで搭乗可能です。電話で予約をしました。(片方の大人と紐づける形で予約をします)https://www.ana.co.jp/ja/id/offers-and-announcements/announcements/flight-award-payment-options-for-infants/
電話予約及び支払いの際に、バシネット(ベビーベッド)席の指定及びベビーミールの依頼も併せて行うことができました(電話応対の方から必要ですか?と尋ねてきてもらえました)
ホテル
マリオットボンヴォイ アメリカンエキスプレスプラチナカードをメインカードで利用していることもあり、マリオット系列のホテルであるMarriott Waikiki Beach and Resortを選びました。
子ども(幼児)1名は完全無料ではないので、予約時に1室 大人2名・子ども(幼児)1名で検索をかけて予約しました。
マリオットボンヴォイの会員ステータスについては、プラチナエリートではなくゴールドエリートであり、実質的なメリットは宿泊時のポイントボーナスがあることくらいでした。(比較的高層階に宿泊しましたが、これもゴールドエリートの特典によるものかは不明)
ESTA
ESTAの公式HPから申し込み。グループでまとめて申請可能。私が家族全員分をWebページから代行申し込み。出国72時間前までに申請しておけばOKです。1人21$かかります。子どもの分も同額かかります。https://esta.cbp.dhs.gov
国民生活センターで代行業者のサイトに関するトラブルも報告されています。ご注意ください。(https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20240220_1.html)
現地ツアー
クアロアランチ:映画ジュラシックパークなどのロケ地として有名なクアロアランチのツアーをHPから予約しました。ツアーの予約時間の45分前までに現地でのチェックイン(当日チケットとの引き換え)が必要ということで余裕を持って現地に着けるツアー時間を予約する必要があります。https://www.kualoa.com/faq-item/reservations/
クルーズ:VELTRAサイトからサンセットクルーズを予約しました。
レンタカー
クアロアランチまで車で行くためにレンタカーを予約しました。予約のタイミングでチャイルドシート(インファントシート)も併せて予約しました。
ハイアットリージェンシーのホテル内(地下)にあるHertzレンタカーで借りましたが、オープン時間(朝8時)の10分前くらいに行ったところ、比較的早く受付でき、20分待ちくらいで借りることができました。(受付窓口が2つしかないので結構時間がかかります)
インファントシートについては事前に取り付けられておらず、取り付けは自己責任で行う必要があります。ただし、I don't know how to attach this seat.(取り付け方がわからないんだけど)とごねたら、やり方を見せてあげる(けど私はこのことに責任を持たない)とぶつぶつ言われながらも、ほぼほぼ設置してもらえました。(もう少し自分自身でも設置方法などは見て行くべきだったなとは思いましたが、”やり方を見せてもらえて”助かりました。)
3.荷物準備
機内持ち込み手荷物:バックパック(私用)、ハンドバック(妻用)、小型ボストンバック(子ども用)
預け荷物:2-3泊用のキャリーケース2つ(大人用)と大型ボストンバック1つ(子ども用)
ベビーカー:バガブー バタフライ
で行ってきました。一般的なものは除いて、子ども連れ旅行に特化したもので記憶に残っているものを書いていきます。
離乳食:1回食のため、パウチタイプのものを最低限だけ持っていきました(基本的にミルクを飲んでもらえればよいかなという感じ)
ミルク:私たちの家族は基本的に完ミ育児なので現地でミルクが飲めるように準備していきました。また、家を出てから現地空港到着まで約10時間強となるため、移動中用分を機内持ち込み手荷物に入れ、それ以外は預け荷物(キャリーケース)という形で分散させていきました。ミルクがなくなると困るため、必要数分×1.3倍くらい持っていきました。(ミルク関連で持っていったものを下記に記載)
液体ミルク(ほほえみミルク缶 200ml及び120ml)
ほほえみミルク缶のアタッチメント(4個)
ミルクキューブ(ほほえみミルクキューブ 1袋5個入り/200ml用)
哺乳瓶、乳首(4セット)
海外の電圧に対応可能な折りたたみ電気ケトル(2,000円くらいのもの)
消毒用具:アタッチメントや哺乳瓶、乳首などを現地で消毒するための道具も持参しました。
折りたたみバケツ(ダイソーで購入したもの)
Milton錠剤タイプ(水2Lに溶かして利用)
おむつ:おむつはミルク同様に機内持ち込み手荷物と預け荷物に分散させたうえで、預け荷物の方は圧縮袋に入れ、必要数分×1.3倍くらい持っていきました。
絵本、おもちゃ:子どもは絵本もおもちゃも目の前にあれば楽しみますが、こだわりはあまり強くないため、最低限のものだけ機内持ち込み手荷物に入れていきました。
お気に入りのブランケット:機内は大人でも少し肌寒いため、寝るときの毛布、起きているときの膝掛けがわりに使いました。また、毎日一緒に寝ているブランケットがあることで現地のホテルでも安心して眠れていたように思います。
4.出発
在来線(行き):平日夕方ということもあり混雑していましたが、ベビーカーは畳んで乗車することでなんとかなりました。在来線が混んでいる時間帯に移動する場合は、ターミナル駅までタクシーで移動するなど工夫がいるかもしれません。
成田エクスプレス(行き):大人2名分の特急券は事前にえきねっとでチケットレス予約することで35%OFFで購入可能でした。あまり混雑していませんでした。
チェックイン(空港):ベビーカーは荷物を預けるタイミングで預けてしまい、ANAのベビーカーをお借りしました。搭乗口の改札直前までお借りすることができ、大変助かりました。
飛行機(行き):夜発便であったため、すでに子どもは眠そうでしたが、離陸する直前に眠ってしまい、結局着陸1時間前にバシネットを外すまでずっと寝てくれていました。そのため、行きは夫婦2人とも機内食・睡眠とも問題なく取ることができました。
5.現地
タクシー(行き): Charley's Taxiを予約しました。空港からワイキキ周辺ホテルまで35$の固定料金でプラスチップです。https://charleystaxi.com
ホテルチェックイン:ホテルには現地11時ごろに到着しましたが、追加料金なしでアーリーチェックインすることができました。
プール(ホテル):ホテルのプールは大人用(18歳以上)とファミリー用にわかれていました。ファミリー用で初めてのプールを楽しみました。赤ちゃんは体温が低下しやすいと聞いていたので、短時間で体調に注意しながら楽しみました。浮き輪も3ヶ月〜利用可能なものを持っていきました。ハワイでは外にいる時間も長いため、赤ちゃんも利用可能な日焼け止めを日本から2本買って持っていきました。ホテルでプール用タオルの貸し出しもあるので、特にプール用に特別タオルを用意する必要はありませんでした。
海(ワイキキビーチ):プール同様に体温低下に注意しながら、口や目などに海水が入らないようにも注意しつつ、初めての海でぷかぷか浮く経験を楽しみました。砂のうえで荷物を置く用にレジャーシートを持っていきましたが、パラソルやビーチチェアは現地でレンタル可能です。
朝食(ホテル):コンチネンタルブレックファストという感じで比較的簡単なブッフェスタイルの朝食でした。プラチナエリートではないので、朝食はホテル予約時につけておきました。
クアロアランチ:ハリウッド映画のロケ地をバスで巡るツアーに参加しました。こちらのツアーは年齢制限がなく、抱っこ紐で参加できます。
クルーズ:ワイキキ沖のディナー付きサンセットクルーズに参加しました。ベビーカーでの参加がOKでした。ベビーカーを使わないときは折りたたんでおきましたが、テーブル席にセットすることもできました。
レストラン:事前にお店を調べてネット予約して行くことが多かったのですが、ほとんどのお店でベビーカーをテーブル席にセットできました。
ホノルル動物園:子どもをベビーカーに乗せて周りましたが、どうしてもベビーカーからだと見づらい動物も多く、結局途中からは私の片腕に乗せて一緒に見てまわりました。また、ホノルル動物園は改修工事中ということもあってか、動物自体も少なく、今一つお客さんの入りもよくない印象でした。
ウインドウショッピング:正直なところブティックの路面店などには子連れで入りづらいところもあり、妻に2~3時間ほど自由時間をあげて、私と子どもでぶらぶらするなど、適宜二手にわかれて行動するようにしていました。
その他:子どもは3時間以上連続で起きていると、寝たいけど寝れない状態が続くことで癇癪を起こし始めて泣き始めるため、たまにホテルの部屋に戻って子どもが寝る時間を確保するようにしていました。(私が子どもを寝かしつけて様子を見ている間に、妻が買い物に出かけるなど)
6.帰国
ホテルチェックアウト:昼の12時40分発の便でしたのでホテルを9時にチェックアウトして、空港へ向かいました。
タクシー(帰り):帰りのタクシーもCharley's Taxiを予約しました。ホテルロビーまで迎えにきてもらい、ANAであることを伝え、該当のターミナルの出発階で降ろしてもらえます。
チェックイン(空港):帰りはANAのベビーカーのようなものはないので、搭乗口までは持参したベビーカーに乗っておくことが可能です。ただ、抱っこ紐もあったので、ベビーカーはチェックイン時に預け荷物と一緒に預けました。(その後、セキュリティチェックで30分くらい並ぶことになったので、ベビーカーは預けない方が良かったかなと思いましたが、なんとか耐えられました)
飛行機(帰り):偏西風の影響で帰りの便は行きよりも2時間ほどフライトが長かったことと、昼間移動ということで子どもが頻繁に起きてしまったことに加え、行きの感覚で機内用のミルクやおむつを用意してしまっていたため、結構ギリギリでした。また、離陸直後に大をしたことと、おむつ替えをする前に子どもの服が汚れてしまったことなどもあり、結構焦りました。。洋服の替えは1.5セット(上下1セットと上の肌着)しか機内に持ち込んでいなかったので、次回は全体的にもう少し余裕を持ったほうがよいか・・・と反省しました。
成田エクスプレス(帰り):乗車率はそこそこ高く、外国人2組ほどに話しかけられ、どう乗ればよいかを案内しました。
在来線(帰り):休日の夕方ということで比較的空いていました。
7.最後に(費用や所感)
最後に費用となります。
円安・物価高騰の影響もあり、結構かかりますね。。ただ、お値段以上の価値がある、いろんな思い出を残せた旅行だったと思います! 本当に行ってよかったです!
生後半年での海外旅行(飛行機)やプール・海というのは、いろいろな意見があるところではあると思いますが、さまざまな子へのリスクに対して、親である私たち夫婦が注意を払いながら経験することで、なんとかなる部分なのかなと体験してみて思いました。
また、夫婦どちらもワンオペで子どもの対応ができる状態となっていたことも大きかったかもしれません。(特に、私(夫)が事前に何度も子どもと2人でお出かけしていたので、いろんな対応が事前に経験できていました。)
改めてとなりますが、妻・子どもと一緒の思い出ができたことが本当によかったです。
いろいろと書いていたら約5,600字になっていました。
長文でしたが、読んでいただき、誠にありがとうございました!
宮野ダイ
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