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今日の朝ごはんと験担ぎ〜込められた願いと知恵

今日の朝ごはん
・小豆ご飯
・だし巻き卵
・胡瓜とツナのグリーンサラダ
・めかぶ

 1日をお朔日(おついたち)と呼び、15日を15日様と呼ぶ。商家では小豆ご飯や小豆粥を炊いて食べたと言う。

 日本人って縁起を担ぐというか駄洒落というか、こういう遊び心、すごく好き。

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込められた願いと知恵

榊は、葉が落ちないことから栄える木(さかき)
小豆は粗利つく(粗・付き)
 
米も小豆も種だから、
ご縁や成果が芽吹いて地域にしっかり根付きますように。(多根)
邪気を払って無病息災まめまめしく働けますように。(無病息災)
 
 
もう少しあるんだけど、商家の風習だからか、たった1つの小豆ご飯に商売繁盛、息災の願いがたくさん込められてる。
 
お朔日と十五日様は神棚の榊を変えて、小豆ご飯を供える。
お朔日は1ヶ月無事に過ごせた感謝を、十五日様には半月間の反省と残り半月の決意を告げてお礼を言う。
 
 
「だから榊は枯らしちゃいけないよ」「だから感謝を忘れてはいけないよ」というふうに教えられた。
 
ぜんぶ、聞き語りだし、神様がほんとにいるかどうかは別にして、小豆ご飯を食べながら、半月おきに頂いたご縁の感謝とお礼と反省を告げて自分自身を振り返る。そういう習慣を生活の中に溶け込ませてる知恵がすごいなぁと思う。

1日と15日は小豆ご飯を食べて無病息災と商売繁盛を願って聞き語って次の世代に紡がれていくといいなぁと思う。

今日は仕事帰りに榊を買ってこよう。

炊飯器でつくる小豆ご飯 #レシピ

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