失われた30年の要因

⬛︎バブル崩壊、リーマンショックの闇

今回は記念すべき日経市場最高値後ということもあり、真面目な経済記事を書きます。

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2024年2月22日、日経平均が約34年ぶりに史上最高値を更新した。

この34年という月日でどれだけの人が苦湯を飲まされ、希望を閉ざされ、暗がりの底に落ちていったんだろうと思うと感慨深い。

若年世代を除けば今生きてる日本人はみんなバブル崩壊からリーマンショックまでの厳しい世界を経験してる。

バブル崩壊前に逃げ切った世代の人たちは苦しんでないんじゃないかと思ってよくよく考えると、1930年代前に生まれた人たちは戦争を経験してる。

決してどの世代も楽ではなかったことがわかる。

自分たち世代はギリギリ就職氷河期にもぶつからず就職してから不況を経験してないし、生まれた時から常に不況ぎみといえども実はかなり恵まれてるのかもしれない。

どの世代にせよ、日本社会がバブルの夢を追い求め続けたこの34年間、俺たち日本人はみんな社会規律をしっかり守りつつ、その夢を追い求めてめちゃくちゃ働いてきたはずだ。

他国より休日日数が多いというメリットはあれども、残業が習慣みたいになってるし、納期、品質、コスト、サービスはめちゃくちゃ要求される。そんな労働大国であったことは間違いない。

どの世代も働け、働け、働けでやってきたはずだ。

それなのに他国とデータを比較した時に「日本の生産性は低い」とか「日本は落ちぶれてる」とか「日本の物価は他国につきはなされた」と地に落とされる。

遂にはGDPもドイツに越された。

定年を引き延ばして爺さん婆さんも働くし、専業主婦は減って女性も働くようになった。
その内この国は子供も働かせるかもしれないなと思う。

働かせる母数を増やせば当然労働量の総量は増えるし、生産量も増えるからGDPは大きくなる。税収も増える。

世界平均で見た時に日本人は果たして労働に見合った対価を得られてるのか、どうなんだろうと思う。

この国では稼いだお金は相当額が税金と社会保険料に充てられる。

働けど働けど、国のインフラと社会福祉を維持するための運営費に一定の額を引かれる。

だから働いて働いて稼いでも生活が極端に豊かになった気はしない。

失われた30年は景気の話だけど、同時にその長い不況の中で国民生活も圧迫されてきた。

その原因にあるのはもう自分自身でも何度もネットに書いてる上、世でも口酸っぱく叫ばれてる「少子高齢化」。これが一番大きい。
国民生活が大変なのは年齢別人口と年齢別の社会福祉費をグラフ化すれば簡単に理由がわかると思う。

改めてよく言われてる失われた30年の要因を挙げてみる。
・少子高齢化
・デフレマインド
・イノベーションが生まれない
・生産性が低い


ここに個人的に付け足したいのは「金融政策がハマってない」。

少子高齢化と金融政策に関しては個人がどうしようもできないことだけど、そこに全てが詰まってる気がするからそこに焦点を合わせたい。

イノベーションとか生産性、デフレインフレって結局モノの価値である程度決まってしまうわけで、そのモノの価値を決めてるのは市場原理(どれ供給してるか、どれぐらい売れてるのか)だ。
その市場原理の根本のルールを変えてしまうのがまさしく金融政策だと思うからだ。

⬛︎失われた30年の根本原因:少子高齢化

◎少子高齢化の理由:晩婚化

必死にバブル期の幻影を追って、国民を労働に専念させた結果、少子化が進んだと思う。
少子化による若年層の社会福祉費の負担増は、借金を借金で返すような負の円環だと思う。
今後も若い人の負担が増えていけば、可処分所得も減り、更に少子化が進むんじゃないかと思う。

日本ではこの数十年で男女雇用機会均等法を出してみたり、女性も社会進出呼びかけたりした結果、確かに女性も社会に出るようになったとされる。
働くようになったら女性に十分な時間がなくなった。

女性が社会進出すること自体は働く自由が確保されてるという点では良いことではあると思うけど、女性も働いて当たり前の世界になるとこれまで辻褄が合って回ってた歯車は回らなくなることもあると思う。

例えば、今の世の中、大卒が就職のための切符として当たり前みたいになってる。
大卒で就職して仕事したり趣味に励んだり恋愛経験重ねたりして、ちょうど結婚する時には30歳前後で女性の妊娠の適齢期としては後はそんなに長くない。

おそらく人間が生物的に子供を安定して産めるような適齢期は本来的にはそれよりずっと前なんじゃないかと思ったりする。
おそらく二次性徴が終わってからの10年とか。

そんな適齢期に就職時期をぶつけて、若手人材としてバリバリ働かせてしまってるのが今の世の中なんだろうなと思う。仕事に慣れて恋愛して自分に合う人を探してる間にアラサーになってしまう。

20代は色んな経験しつつ、30代で落ち着くみたいな。
誰がいうわけでもないけど、そういう価値観が形成されてしまってる気がする(まぁこれは俺の価値観だったから偏見もあるかもしれないけど)。

子供が産める時期が狭まってるなら人口減ってくのもそうだよな〜と最近は思う。

収入(若い人からの総)が少なくなってるなら支出(高齢者の社会福祉)を減らせばいいとは思うけれども、事態はそんなに簡単じゃない。

社会保障制度と年金制度を見直すべきと思うものの、命がかかる以上それが容易にできるとは思わないし、根本の少子化さえどうにかなればいつかは解消される問題ではある(とはいえ破綻した制度だからどうにかこうにか改革すべき部分ではと思う)

◎少子高齢化の理由:経済的な理由

世の中で言う「経済的に子供が育てられない」というその言葉の真意は「大学まで通わせたら家計がきつくなるから育てられない」だと思う。

もはや中学も高校も無償化してる。
平均年収で共働きして一般的な暮らしをする分には、子供二人ぐらいいても金銭的に別に育てていけると思う。

個人的には大学行かせられなかったらそれはそれで良くないかと思うわけである。

子供の選択肢を奪うとかいう話になるのかもしれないけど、大学行って夢は掴めたかと言う点に終始する。
もちろん大学は楽しい場所だったし、人との関係性作りとか自主性とかそういうのを鍛えるにはいい場所だった。
でも、それが働くことにおいて必須だったかと言われると別になくてもどうにでもなったとは思う。

器用なやつはどんな環境にいても上手くやってくし、不器用なやつだってツラい環境の中で頑張る。

最初から大学は行かずにって方針で育ててたらいたら、友達が全員同じ大学行くとかじゃない限り、おそらく子供もその方針で進路を考える。

そもそも論、子供の望む道を叶えたいならその分稼げるように自分が工夫するだけじゃないのかと思う。

お金はあればあるほどいいけど、お金が沢山なくても家族に幸せな瞬間を過ごさせるというのは可能なんじゃないかと思う。
もちろん最低限の生活を送るお金がなかったら不幸になるリスクは高くなるとは思うけども。

理想論を並べたけど、別に子供を躊躇する理由に本当に経済的な理由を置く人はあまりいないんじゃないかと思う。

明日食べる一食でさえも厳しければまだしも、普通にプア化してないならいけるっしょと思ってしまう。

子供が大学に行くと考えたらお金はかかるけど、そもそも大学の意義も見直されるべきだと思う。
就職のために大学行くのが一般化してるけど、本来的に専門的に学問を学ぶ場所だし、9割が就職のために行くみたいになっちゃってるのってどうなんだろうと。
そんな役割は高校とか職業訓練校に任せて、大学はもっと崇高なところにすれば良いんじゃないのかなと思う。

そうすれば晩婚化は早まるはずだし、企業も若い人材を取り入れられる。


大学は儲からなくなるかもしれないけど、大学の利権のためにこの国が滅びていくのはおかしな話と思う。

高齢化による負担増、少子化による収入減の国でこの国のみんなはよく映画とかで王族がいう「民は疲弊している」状態であるのだからいち早くメスを入れていくことだとは思う。

⬛︎失われた30年根本原因:金融政策がハマってない

少子高齢化なんてのはもうどこでも原因やら対策やら論議され尽くされたことであると思う。

でも、金融政策はそうは思えない。

バブル崩壊以降の不景気の中で1999年を皮切りにゼロ金利政策を日本は導入した。

景気が悪い中で最後の手段として導入したゼロ金利政策だった。

借金を背負った企業の利息が低くなることで延命につながった上、借入をする際の利子が安くなることから企業はどんどんお金を借りて投資・成長することで景気が回るようになるという仕組みの政策。

当たり前ではあるけど、企業側の視点ではありがたい内容とは思う。

個人的な意見になるけど、日本のゼロ金利政策自体は別にいいと思うのだけど、世界の金利の動きと合わせられてないから、日本だけそのゼロ金利政策の恩恵を受けることができない説を俺は推したい。

というのも、これは経済学ではもうそういうものとして捉えられてるズレらしいのだけど、米国が利上げしてる時には日本はゼロ金利になっていて、米国が利下げするころにようやく日本が本格的に利上げを実行しようとするからだ。これはゼロ金利政策を始めてから毎度のこと。

金利を上げたり下げたりするタイミングにズレが生まれる理由としては、アメリカは経済成長してインフレになったらすぐ金利調節するけど、日本はそもそもインフレにならないから金利を調整しようとしないということらしい。

日本はようやく景気が上向きはじめてインフレになってきて「これからどんどん経済成長が加速しそう」って時に金利を上げようとする。これは変なことではないと思う。けれど、その少し後に毎度、ITバブル崩壊やリーマンショックなど世界側で経済破綻が起きてことごとく日本経済は復活できないままデフレになってきた歴史がある。

日本経済が本気で復活しようとしてる時に毎度世界経済が壊れるのでそれに巻き込まれて一向に日本経済は復活しない。

このループを止めるには日本が利上げしようとした時に世界経済が崩れるのを回避するようにする。つまり、利上げタイミング・利下げタイミングを世界に合わせればそれは可能だと思う。

そうすれば各国と同じようにインフレ、デフレの波に乗れるはずではある。そうなると別に海外との物価差が大きく開いたりもしないとは思うし、経済成長の波に乗れるはずと考えてる。

なぜこれができなかったかといえば、世界の利上げに合わせて利上げできるほど日本経済がこの30年常によろしくなかったからである。

物が売れないから商品も値下げ値下げでデフレスパイラルに陥り、全く賃上げなんて考えなかった時代がバブル崩壊後から東日本大震災前ぐらいまでの流れだ。
マックのハンバーガー59円だったのは今も記憶に残ってる。

その後も東日本大震災とか長年の不景気によるゾンビ企業の延命とか国民のデフレマインドの長期化とかが起きていて、とてもじゃないけど、金利を上げられるような状態じゃないし、金利を上げるべき状態じゃなかった。

金利を上げれば苦しむ人が沢山出るから上げられない。それは確かなことだったと思う。だから日銀の選択は苦肉の策だったはずだし、今でもゼロ金利の選択自体はしょうがなかったって評価みたい。

でも、ゼロ金利政策はモルヒネみたいなもので、一度やるとゼロ以下に下げることができないから効かなくなる。

だから量的緩和策という国債を刷って金利を調整するという方法を日銀は実施した。

ここに漬け込んでヘッジファンドがめっちゃ国債を空売りしてたりするのだけど、そこらへんは「日銀 ヘッジファンド」とかでググったらいくらでも記事が出てくるので読んでみてほしい。

ゼロ金利政策による効果というよりはコロナ予算とかウクライナ戦争とか世界のインフレの影響って感じだけど、日本もインフレ入りしてる。

今後もまた日本の利上げタイミングで同じことが起きる可能性があるからよく注意してみておきたい。

今アメリカは長いインフレが終わって利下げのタイミングをどこにするべきかを見定めてる。
インフレが果たして終わったからわからないから利下げのタイミングには慎重だ。

アメリカは1970年代の頃はインフレで物価が上がりすぎて景気も低迷するいわゆるスタグフレーションに長く苦しめられた。
インフレが収まったかもというタイミングで利下げしたらまたインフレになってしまって、長く苦しんだ。

アメリカの利下げ、日本のゼロ金利政策解除のタイミングは非常に重要だと思う。

今の日銀総裁の植田和男総裁はゼロ金利政策の解除には慎重だ。おそらくゼロ金利政策解除時期を誤ると不景気のループが繰り返されることも意識してると思う。

今利上げすると日銀の国債の利払いが上がっちゃってデフォルトするどうこうって話も一部の経済評論家からはでてるけど、あれは実際日銀がどう考えてるのかよくわからない。

いずれにせよ、インフレが進行してることもあり、実質的に金利の上限を上げてる。

2000年ごろにゼロ金利政策解除の審議になった時に7:2で可決されたけど、その時の反対派2人の内1人が上田和男だ。

そのぐらいめちゃくちゃゼロ金利は維持しなければ経済が壊れうるものとして慎重な人でありつつも、実質的に金利を上げていってる。

日本がゼロ金利の解除を今すると急激な円高とアメリカAIバブルの崩壊が起きる可能性があると思う。
これはアメリカが利下げの発表をしてもありうる。
もちろん絶対ではない。

というのも、ゼロ金利政策にはバグがあると思うからだ。

円キャリー取引という取引がバグの要因になりうる。
この円キャリー取引では日本がゼロ金利下の一方で、他の国の金利が高い時にこそ儲かる投資手法。

海外の投資家たちは日本がゼロ金利の間に円を借りて、より利回りの高い米国あたりの株式や他国の債券に変える。これが円キャリー取引だ。
その額が去年で1兆ドルにまで膨れてたらしい。

1兆ドルってのはデカくて、例えば2022年に日本政府は為替介入実施してその際に8兆円を投入した。その時にドル円は瞬時に152円から146円まで6円動いた。
円キャリー取引自体は1兆ドル規模、円換算で18倍の力がある。
米国が利上げしまくってた一昨年、去年は円が借りられまくって円安に一直線だった。

120円ぐらいだったのが一気に150円に到達した。
これの逆が起きる可能性がある。


米国が利下げするか、日本がゼロ金利を解除する時こそが最も警戒だと思う。

米国で利下げが起きたら外国人としては米国での投資利回りが下がる。日本での借入の金利が上がることで円キャリー取引の投資利回りは悪化していく。だから、どちらかが始まったら取引を利確して円に戻す。その際に円需要は増えて大幅に円高に触れる。
その時、景気が引きずられないで済んだら、それは本当に経済成長してることの証になる気がする。
円安での株高誘導の動きも結構大きいので、これも影響はないのか不安なところ。

海外勢は日本に投資しとけば円高になったら為替差益で儲かるし、日経がS&P500と連動してるからインフレが続いて利下げが起きなかったとしても儲かる。だから今、日本株ブームに突入した可能性は高い。

そんな日本に今BETしてるのが投資王ウォーレンバフェットと俺は理解した。

諸外国が利上げしきってから、ようやく日本のインフレが始まって利上げが始まるわけだけど、この動きの中で海外で金融破綻とか起きなければ日本企業は復活するとは思う。

今までの不況の歴史から見るに諸外国が利上げしきって引き締めた結果、金融破綻が起きる。そして緊急利下げする。日本としてはようやく景気が上向いてきて利上げを考え始めたときにその金融破綻が起きて巻き込まれる。

これが今まで。

今までと違うのはアメリカが1970年型のインフレにあること。アメリカが利上げしてく中でインフレが止まって、銀行側も締め付けに耐えきれずに突如地に落とされるけど、インフレがずっと続けば銀行もきつくない。
成長が続くことになる。

つまり金融破綻が起きない(米国の国民の生活はインフレでめちゃきついことになってるかもだけど)

そうなると日本は何度も成長途中で外されてた梯子が繋がるから、今度こそは復活する可能性はあると思ってる。

米国利上げ、日本ゼロ金利政策解除の中で円高になる可能性は高いけれど、その円高の中で日本人がまたデフレマインドに陥らないようにしなければいけない。
結局円高円安が日経平均に連動してしまってるけど、円高に負けないレベルで企業価値が成長して円高でも上がっていけるような環境になればよいのだよな。

円高下で仕入コストが安くなった時にたくさん売ろうと物を安くしたり、その分人件費も安くしたりする動きがなくなれば良い。
仕入コストが下がった中で、自分たちの労働による付加価値を見誤ずにしっかり利益をつくりつつ、人への投資も怠らなければ経済は拡大していけるんじゃないかと思う。

今回はデフレマインドも今はないからそういう日本の未来もあったりするかもなぁと思ってる。

これは完全に素人の見立てだし、もしかしたらかなりズレたことを言ってる可能性がある。
米国が利下げしても円高にならない可能性だってあるのだからあまり投資判断とかの当てにはしないでほしい。
とはいえいろんなデータを見る限り円キャリー取引はゼロ金利政策の出口に悪影響があるのが過去の歴史だ。

34年不況に悩まされていたのは日本人の努力不足ではなくて金融政策が足枷だった可能性があるというのが持論だ。
この金融政策自体も不況だから仕方なかったし、経済学的には金利を下げることが景気刺激につながるというセオリーなんだからしょうがなかったと思う。

とはいえ円キャリーとかいう裏技みたいなことを機関投資家やヘッジファンドがするのでこういう変なことにもなるということみたい。

日本の金融政策以外にも日本独特の課題はまだまだある。出る杭を叩いたり、終身雇用の文化が残る故に不況の対策としての効率化がしにくかったり、諸外国に比べて経営者が再チャレンジしにくい制度だったり環境としての課題はあるように思える。

それでも、金融政策のタイミングが噛み合わないだけで諸外国の投資の受け皿になったり、諸外国とは全く逆の足並みになってしまうのはあると思う。

1ドルの価値も1パックの肉の値段も、iPhoneの価格も給与も金融政策次第でいくらでも他国に差をつけられてしまう。

他国のものが異常に高くなった時、実は内需が99%の日本としては本当は国産製品が相対的に安くなって買われるようになるから、物価が下がることが一概に悪いこととは言い難い側面もあるかもだけど。

外国人もきっと買ってくれるし。

ただ世界の会社の時価総額とか軒並みアメリカと中国が占めてるの見ると日本にチャンスないの?と思ってしまう。
まぁこれからかもって感じなのかな。

ここまでマクロ的な視点で見てきたけどミクロ的な視点も書いとく。もちろん投資は自己責任だし、こういう考え方もある程度で収めてほしい。逆神にもなりかねないので。

日経のチャートを見て今後のパターンを考える。日経は最高値を更新したし、下のどれかかと思う。
①一気に51000、58000当たりまで暴騰
②一旦30000ぐらいまで深めに調整してまた再度早いペースで上に行く
③36500ぐらいまでで浅く調整して再度早いペースで上に行く
④23000ぐらいもしくは26800ぐらいまで大きく落ちるか

これはフィボナッチリトレースメントとエリオット波動とかいうのでそれっぽい数字を出した。

選択肢多すぎて当てにならないじゃんという感想を持たれる気がするけど、これは基本的に目安でしかないのでどっちにいくかなんて神のみぞ知るって感じなんだわな。

フィボナッチはほんとに割と効くことも多いからおすすめではある。

あとは移動平均線というのがあるのだけど、その20日線という大事な線と実際のチャートのローソク足がかなりかけ離れてる(移動平均線乖離率が高い)ので大抵20日線ぐらいまで調整する可能性も高い。

ただ、この移動平均乖離率もバカみたいな暴騰下では常に開き続けるので、もしかしたらその暴騰がきてる可能性もこんなご時世なのでありえる。

ちなみに移動平均線が10日線と20日線でゴールデンクロスするとチャンスという王道のトレード手法もあるけど、日本は月足で見ると1998年にデッドクロスして2016年にゴールデンクロスしてるから2016年が仕込みどきだった。長い目で見るとこれからも上がり調子だとは思うけど、やっぱり今は急激に上がりすぎ感は否めないところ。

基本戦略は月足のローソクで上髭でかいのできたり、陰線がでたらすぐ逃げる。

ちなみに日本のグロースや高配当株、エヌビディア関連の銘柄が毎日すごい値動きしてる。

騰落率がでかいからタイミングミスると火傷するけど、あっさり増えるみたいな投機的な動き。

でも、こんなの何十年もない動きだろうし、世界のバブル崩壊前の騒乱なのか、それとも日本大躍進の序章なのか。

どうか今後の日本経済が上向きますように。

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