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サウナ併設のキャンプ場をまとめてみた

サウナが大好きで週2-3回は都内のサウナ施設を巡っています。サウナは単に気持ちいいだけでなく、温冷交代浴によって心身の健康に良い影響があることが証明されています(参考 : 医者が教えるサウナの教科書)。

また、サウナと同じくらいキャンプも好きです。去年は7月〜11月にかけて毎月どこかのキャンプ場に足を運びました。キャンプは秘密基地を作ってその中で過ごすような感覚が楽しく、外で食べるゴハンがおいしいというのも好きな理由です。自然に触れることがストレス軽減になるという研究結果もあり、気分転換になっています。

加えて、キャンプには欠かせない焚火にも癒し効果があります。「1/fゆらぎ」という生体が本来持っているリズムによって、リラックス時の脳波であるα波が増えると証明されています。小川のせせらぎや宇多田ヒカルの歌声も「1/fゆらぎ」を持っていて、本能的な快適さを感じるとのこと。

そんな気持ち良くて健康に良いサウナと、楽しくてリラックスできるキャンプ、今回はその両方を楽しめるサウナ併設のキャンプ場をまとめてみました。「併設」にこだわり、サウナ施設とキャンプ場が単に近くにあるという施設は除いています。サウナー&キャンパーのみなさんにとって、行き先を考える際の参考になれば幸いです。

HINOKO TOKYO(東京都)

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まずご紹介するのは、東京の檜原村にあるHINOKO TOKYOです。新宿から車で1時間10分ほどの場所にあります。電車でも行くことができ、JR新宿駅から最寄りの武蔵五日市駅までは最速で57分、武蔵五日市駅からタクシーで15分の場所にあります。

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こちらは会員制キャンプ場の貸切サウナとなっており、サウナ付きのBONFIRE SITEは日帰り/宿泊ともに11,000円〜。2021年4月完成したばかりのサウナ小屋は新しくて清潔。男女共用のため水着を着用してサウナに入ります。10人ほどが入れる広さです。

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熱源は薪ストーブで、薪をくべて温め続けると最高70℃まで上がりました。大量のストーンでセルフロウリュすれば、パワフルな熱波を味わうことができます。

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サウナ小屋を出たあとは近くを流れる川へドボン。5月の水温は13-14℃に感じました。冷たいですが川の水だけあってまろみがあり、肌に馴染んでずっと入っていられます。上の写真は浅い場所ですが、身長177cmの私がつま先立ちになるくらい深い場所もありました。

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外気浴は川原の石に腰掛け、大自然の風を感じつつ、川のせせらぎを聴きながらととのえます。インフィニティチェアなどを持参して、自分たちでととのいスペースを設営しても良いかもしれません。

・住 所:東京都西多摩郡檜原村下元郷44
・サウナ:薪ストーブ、セルフロウリュ可
・水風呂:川
・外気浴:川原
・キャンプ:区画サイト
・公式サイト:https://hinoko.jp/


PICA Fujiyama(山梨県)

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次にご紹介するのは、山梨県にあるPICA Fujiyamaです。新宿から車で1時間30分ほどの場所にあります。こちらはコテージやテントサイトの宿泊者のみが貸切でき、料金は6人までの1組5,000円で、貸切時間は90分です。

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サウナ室は写真で見るより実際は狭く、4人で満席という広さです。

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天気がよければサウナ室の窓からも富士山を眺めることができます。

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しょせんトレーラーサウナと侮るなかれ。温度は驚異の104-105℃です。

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薪ストーブのため、ほのかに薪の燃える香りが楽しめます。アロマ水をロウリュすれば、香りと共に体感温度をさらに上げることもできます。ちなみに私は一気に3杯ロウリュしたら焼け死にました(笑)

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水風呂はトレーラーサウナの目の前にあるドラム缶水風呂です。4月の水温は12-13℃に感じました。ととのい椅子こそありませんが、ドラム缶横の階段に腰掛けると、ちょうど富士山が眺められて気持ちよくととのえます。

・住 所:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6662-10
・サウナ:トレーラーサウナ、セルフロウリュ可
・水風呂:ドラム缶
・外気浴:ドラム缶水風呂の階段に座り富士山を眺められる
・キャンプ:テントサイト、コテージ等
・公式サイト:https://www.pica-resort.jp/fujiyama/


Dot Glamping(山梨県)

富士山を眺めつつサウナに入ることができるグランピング施設です。サウナは30分単位で予約でき、他の予約が入っていなければずっと入ることもできます。セルフロウリュ可能で、ヴィヒタが使えるのも嬉しいです。

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サウナ室の目の前に水風呂ならぬ水プールがあります。10月の水温は推定17℃前後でした。ここからも富士山を眺めることができます。

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外気浴は、見晴らしの良いスペースに休憩椅子が4つ。風を感じれて気持ちいいです。ここからの景色も最高で、富士山と真正面に向き合いながら、ととのうことができます。

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宿泊はグランピングかコテージです。焚火はできませんが、冬はグランピング内にコタツがあり、快適に過ごすことができます。

・住 所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石1509
・サウナ:セルフロウリュ可、ヴィヒタあり
・水風呂:水プール
・外気浴:見晴らしの良い場所に休憩椅子4つ
・キャンプ:グランピング、コテージ
・公式サイト:https://dot-glamping.studio.site/


四徳温泉キャンプ場(長野県)

こちらはテントサウナが常設されているキャンプ場で、予約すれば2.5時間の貸切サウナが楽しめます。熱源が薪ストーブのため、テントサウナ内は薪のいい香りが漂います。

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また、ここの魅力はなんといっても水風呂が川であること。テントサウナの目の前が川のため、すぐに飛び込むことができます。川の水は冷たく、天然水の柔らかさも実感できて最高です。

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外気浴はタープ下に敷いてあるレジャーシートに寝転び、川のせせらぎ(1/fゆらぎ)を聴きながら、ゆっくりととのうことができます。キャンプ場はフリーサイトや区画サイトが充実し、コテージもあるのでキャンプ道具を持っていない方も宿泊できます。温泉も併設していてオススメです。

・住 所:長野県上伊那郡中川村四徳547
・サウナ:テントサウナ(セルフロウリュ可)
・水風呂:川
・外気浴:タープ下のレジャーシート
・キャンプ:フリーサイト、区画サイト等
・公式サイト:http://shitoku.net/


かじかの湯(長野県)

温泉が併設しているキャンプ場です。内風呂3つと露天風呂が1つあります。サウナ室は6名ほどが入れる広さで、私が伺ったときは86℃〜88℃でした。以下2枚の写真は公式サイトからの転載です。

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水風呂の代わりに28℃前後の源泉風呂があります。水風呂が苦手な方は入りやすいですが、玄人は冷たさが物足りないため、水シャワーで冷やすことになります。

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露天スペースに白いプラスチック製の「ザ・ととのい椅子」が4つあります。山々や木々の緑など、自然を感じれる中で外気浴ができ、気持ちいいです。キャンプ場はフリーサイトのほか、コテージもあるのでキャンプ道具を持っていない方も宿泊できます。

・住 所:長野県下伊那郡阿南町富草4923
・サウナ:ドライサウナ
・水風呂:28℃前後の源泉風呂 or 水シャワー
・外気浴:露天スペースに休憩椅子4つ
・キャンプ:フリーサイト、コテージ
・公式サイト:https://kajikanoyu.com/


上記施設は私が実際に訪問しましたが、ここから下は訪問していない施設となりますので、写真は全て公式サイトからの転載です。サウナやキャンプなどの基本情報も各種サイトから拾っています。


桃沢キャンプ場(静岡県)

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・住 所:静岡県駿東郡長泉町元長窪895-108
・サウナ:ドライサウナ
・水風呂:川 or 水シャワー
・外気浴:可
・キャンプ:区画サイト、コテージ等
・公式サイト:https://www.momozawa.fun/


THE FARM かりんの湯(千葉県)

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・住 所:千葉県香取市西田部1309-29
・サウナ:ドライサウナ
・水風呂:あり
・外気浴:可
・キャンプ:区画サイト、グランピング等
・公式サイト:https://www.thefarm.jp/


Dom'up camp village 那須高原(栃木県)

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・住 所:栃木県那須郡那須町高久丙海道下4-6
・サウナ:薪ストーブ、セルフロウリュ可
・水風呂:なし
・外気浴:可
・キャンプ:Dom'up、Treefloor
・公式サイト:https://www.domupcamp-nasu.com/


塩原グリーンビレッジ 福のゆ(栃木県)

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・住 所:栃木県那須塩原市塩原1230
・サウナ:ドライサウナ
・水風呂:なし
・外気浴:可
・キャンプ:区画サイト
・公式サイト:https://shiobara-gv.net/


いかがでしたか?

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貸切サウナの持ち物リストをまとめたnoteも書きましたので、こちらもぜひご覧ください!

おまけ(サウナ持ち物リスト)

私自身、これからもサウナ&キャンプを楽しんでいきます!


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