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それぞれの感情線

上り線は終点から起点のことを言います。

これを感情にして言い換えれば、悲しみなどのマイナスな感情から喜びのようなプラスの方向に進むものだと私は考えています。下り線はその逆です。

さて、今日はそんな感情(環状)線のお話をします。興味のある方は、私の妄想話に付き合ってください。

上記のように、人間の感情は上下します。感情が上下することの始発を辿れば、それには必ず何かしらの出来事があるはずです。

志望校や内定先が決まったとき、それは上り電車に乗車していたのでしょう。大都会で夢のキャンパスライフやキラキラ都内OLをお楽しみください。

失恋をしたときや愛犬が亡くなったとき、それは下り線に乗車していたことになります。そばにいてほしい人や動物がいなくて、1人寂しく町を歩くことになるでしょう。

これはわかりやすい話です。

人生は、こんな単純な話ではありません。上下線を行き来して、やっと目的地に着くこともあります。環状線のようにグルグルと同じところを走っていることもあります。

なかなか到着しない目的地に苛立つこともあるでしょう。

次の列車(出来事)が遅延することもあります。それはどれくらい待つのかわかりません。

すぐに来るのか、ずっと待たなくてはいけないのか。

そんなときは、その場所でじっとすることもいいでしょう。散策をしてもいいでしょうね。下り線で時間を過ごすことは苦痛ですが。

ここまでは線路の話をしましたが、乗車する列車も様々です。快速列車で上下線を駆けることもあれば、低速列車で上下線を行き来することもあります。どんな列車に乗れるか運任せなのが辛いですけどね。

列車に乗ることが嫌になったら、途中下車をするのもいいでしょう。周りの人間に合わせて生きなくてもいいわけです。

それぞれの感情線は、複雑で乗り換えることも難しい。親切な駅員が必ずいるわけでもありません。

それでも私たちは、走り続けなくてはいけないのです。



おまけ 記事のこだわり

今回の記事は、完全に読者を置いていこうと思いました。それでも、書きたかったので。

思いついたきっかけはお風呂に入っているときでした。私は大抵、タイトルから記事ネタが思い浮かびます。今回の記事はそこから全て勢いに任せました。

書いていて1番楽しかった部分はここです。


失恋をしたときや愛犬が亡くなったとき、それは下り線に乗車していたことになります。そばにいてほしい人や動物がいなくて、1人寂しく町を歩くことになるでしょう。   


本当の意味で下り線に乗車していても、降車駅から1人寂しく町を歩くことになりますし、失恋したときや誰かが亡くなったときは外を歩きたくものです。

この2つをかけることができたので、私はご満悦です。意味が伝わりづらいかもしれませんがね。

今回は、読者置いてきおぼりの記事でした。この記事を読んでくれた人は心の底から優しい人だと思います。

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