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解き放て、ミニマリスト魂

感化されるミニマリスト魂。眠れる獅子が目を覚ます。

先日、韓国の方々書いたミニマリストになる本を読んでいたら「物を捨てるのではなく、手放すと捉えましょう」とあった。

それだ!!!その考え方だ!!!と妙にしっくりきたので、早速物を捨て...手放したくなりゴミ袋を手に持つ。

まずは台所を掃除するのがいいらしい。台所には"賞味期限"というわかりやすい指標があるので物を捨てやすいからだそうだ。

2年前の調味料(ゾワッ)、食品、飲みきれなかったティーパックをゴミ袋に放り投げる。

電子レンジの上に置いてあった1年前に消費期限が切れた薬も一緒に捨てて、台所は今のところ上出来。

今度の燃えないゴミの日には使っていない食器を捨てようと意気込むのであった。

続いてはリビング。買ったはいいけど使わなかった便箋や衣装ケースに眠っていたクタクタの下着をポイっとゴミ袋へ。ありがとう下着。彼女に「ダサパンツ」と呼ばれていた君もゆっくり休めるね。

続いて、1週間で挫折したゼルダの伝説とファイアーエムブレムをメルカリに出品。

ゼルダの伝説は出品した瞬間に売れたが、ファイアーエムブレム風花雪月の限定版が全く売れない。

えーーこれ買ったとき1万円はしてましたよ!しかも内蔵されているアクスタやイラストブックは開封すらしてないのに。

需要がなくなってしまったのか......と落ち込んだ。ベルナデッタかわいいのに......

気を取り直して毛玉だらけになったカーペット、使ってないちいかわの布団カバーをグイグイゴミ袋に詰め込む。

結果、ゴミ袋が2つになったあたりで満足した。部屋は散らかりたくても散らかれないくらい整っている。急に人が来たって安心しちゃう部屋を持てたことが嬉しくてニヤニヤする。

そもそも、前々からふと燃え上がるミニマリスト欲で物を処分していたので元々の量が少なかったのが幸いだった。

「片付いた部屋が暖かくて」の歌詞で始まる椎名林檎の『あおぞら』を口ずさみながらアイスコーヒーを注ぎ、読みかけていた本を開く。

物を持つよりも持たない方が心豊かになるとはよく言うが、やっと意味がわかったような気がした。

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