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高いレベルを経験した人にしかわからない”肌感覚”

■サッカーにおける肌感覚とは

肌感覚という言葉はわかりますか?

辞書では「肌感覚」とは、

「肌で実際に感じる雰囲気といった意味であり、
感覚という語よりも更に自分が直接
感じ取っているということを強調する語」
とあります。

サッカーにおける「肌感覚」というのは

「実際にプレーしてしかわからないようなこと」
を意味します。

つまり、プロの選手にしかわからないことです。
また、高いレベルですればするほど肌感覚は上がります。

では実際にプレーしないとわからないこととは
どういうものがあるのかと言いますと、
”サッカー観や試合の流れ”です。

■日本人の苦手な”試合を読む”能力

試合の流れを読むというのは
日本人は苦手分野です。

日本人はテクニックがあると
言われますが世界で通用しないのは
この試合の流れを感じてプレーで来ていない
ことが大きく関係しています。

例えば相手が前からボールを
奪いに来ているときに前にボールを
大きく蹴ったとします。

日本人は真面目なので
クリアなどのプレーは
批判されることが多いです。

「それは選手の成長につながらない。
しっかり自陣からボールをつないで
パス&コントロールの技術を上げるべきだ。」
と多くの人が言います。

しかし、ぼくは絶対に
そうだとは言えないと思います。
前線からプレッシャーが来ているというのは
逆に相手のディフェンスラインは選手が
手薄だということです。

だとすれば前にロングボールで
フォワードにパスを出して速攻を
したほうが効果的です。

サッカーの最終的な目的は
「ゴールすること」です。

しかし、日本人は過程を重視しすぎて
結果が伴わないことがよくあります。

これを結果が全てのプロの世界で
経験していればわかります。

ぼくも自陣からしっかりつなげる
技術というのは本当に大切だと思います。

しかし、前線からの相手の
プレッシャーを「肌感覚」で感じて
一瞬で考え、フォワードの選手にロングボールで
パスできる判断力と技術の方が大切です。

■なるべく小さい頃から

この感覚をジュニア世代の
小さい時期から身に付くような練習を
していないと世界との差は
埋まっていかないと考えています。

ぼくは今までのプロなどの経験を
もとにこのような感覚のようなことも
分かりやすく伝えていきたいと思います。

最初は正直わからなかったり、
納得いかないことが多いかもしれません。

ぼくも最初はそうだったので。
しかし、どうにか理解しようとすることで
だんだんとわかってくるものがあります。

自分の考えをしっかり持つことも大事ですが
新しい考え方や知識を受け入れる、そして
理解しようとすることも大切です。

■考えるための記事

ぼくがこれからnoteで投稿していきますが、
「こんな考え方は絶対だめだ。」
と思うのではなく、「こんな考え方もあるんだ!」
と思いながら読んでいただければと思います。

そして最終的にいろんな知識を身に付けて
自分なりの意見を見つける。

こういう風に自分の成長につなげていって
いただければと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!

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