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48日目 中国とパンとアレンジ

かつて中国ではパンはクッキーやケーキといっしょのカテゴリーだった。つまり、よそのお家にお呼ばれされた際に手土産として持っていくような食べ物だった。

クッキーやケーキと同カテゴリーのため、当然ながら甘い味の菓子パンのようなものが多く、お世辞にも味が良いとは言えなかったが、まだまだ中国が裕福でなかった頃は糖分自体が贅沢でご馳走だったし、甘い味のパンは手土産として最適だったのだ。

そして時代は下り、最近は本格的な美味しいパンを出す店も増えて来た。パンが普及するとその国独自のアレンジパンが登場するものだが、中国でも肉松パンに続いて、日本のあんパンのようなオリジナルなパンが生まれてくるか楽しみである。

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