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戻りたいかって問われたら、すぐにハイとは言えないけれど…

昨日、行った場所は普段はあまり行かない場所。…というか、電車で下車した事のない駅でした。

私がまだ働いている頃、ちょっと雰囲気の似た…というか、同じような方面にある斎場にお葬式の参列をした事があって、その時のことを思い出しました。

先週まで元気だったよね。
なんで…。

そんな事を思うお別れでした。

女性の多い職場で、いつもおしゃべりでにぎわっていてうるさいぐらいの職場。年齢も様々でしたが、ほぼ私よりも年上の方が多く、肩書ももちろんあって…。まぁ、なんというか良くも悪くも女性特有の集まり感がぷんぷんする職場。その中で、若い方の部類の女性。言い方(笑)だから、親近感のある人でした。

病という病だったわけではなく、ちょっぴり行ってくるね!といった感じの手術でした。さほど心配のないものだったから、お休みするともしないとも公にしてないぐらい…。なのに…。


本当にあっけなく。
なんにも言わないで、お別れもしないで…。

なんでだったんだろう…。

昨日、街並みを感じながら、そんな事を思い出しました。

私の尊敬する方もその後…
だいぶ経ってからだったけれど。

ふと、空の上で2人の会話が…
「なにやってるの、地上に早く戻りなさい」
「まだゆっくりしたーい」
そんなやりとりしてそう。
ありありと浮かんでくる光景。

あの時の職場、嫌いだったわけじゃないけど、癖があって大変で…。戻りたいかって問われたら、すぐにハイとは言えないけれど…。

今もありありと浮かぶ
生き生きと浮かぶ
好きだった人たちが確かにいたんだよねって、なんだから温かい気持ちになりました。

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