見出し画像

自分が変われば

見てて思ったこと。

あるお店でふらーっと歩いていると、ちらっと目に入った親子。お母さんと三歳くらいの男の子が、仲良く買い物かな、と思いきや。
お母さんが男の子の腕を強くつかみながら怒っている様子。見た感じ強い力で掴んでいるようで、少し怖かったです。
そこまでは(個人的にはありえないと思っているけれど世間一般的には普通なのかなと思い)まだ許せるのですが、聞こえてきたのが「お前のせいだからな」という厳しい声で、これでもう自分は拒否反応出ました。

最近よく通学中に親子連れを見かけます。そのなかには、こういう風にならざるを得ない親御さんも多いのかな、と思います。
だけれど、子供目線から言いますと、そういう親に無理矢理強制されたこと、というのはすごく心に残るのですよ。
自分はあまり親に怒られたり叱られたり、という経験はありません。何かするのに強制されたこともないです。あなたのやりたいようにしなさい、という方針のもと育てられました。
そういう立場からすると、「お前のせいだからな」なんて言われたら大人になっても記憶に残るだろうなぁ、と思うんですね。
今だからこうして冷静に判断できますが、実際私がその親の子供であるならば、小さいときは「お前」という言葉は普通に使っていいものなんだな、と解釈し、大人になったら、子供の時親にああ叱られたから、自分の子供にもああやって叱らなければ、と思ってしまいます。

親の言葉遣いや立ち振舞い、雰囲気さえも全て子供は吸収します。悪い言葉遣いをすればそういう子供に育ちます。むしろ、イライラした状態や切羽詰まった状態のときほど、そういう育てられた環境から出てくるものは大きいと思います。普段の状態なら繕うこともできますからね。
最近はいろいろなアニメが放送され、その言葉遣いを真似る子供も増えているようです。

言葉遣いなどは、自分も気を付けなきゃと思うときは多々ありますが、少なくとも自分の子供にはきれいな言葉遣いをしている人、と思われるような子でいてほしいものです。それだったら、自分を直さなきゃいけない。自分が変わることで相手も変われる、それがよく親子というものに現れるよなぁと思う今日この頃です。

ではまた。

画像 ぱくたそ様