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「ゆるす」

愛と寛容を持ってしても
容易いことじゃなくて

事実に目を向け
なかったことにはせず
向き合って受け止める

恨みや妬みは
誰のためにもならず
一層みじめな自分だけ残る

優しい言葉をかける
寄り添ってあげる
行動していくと
相手にあるのではなくて
自分にあるということに気づき

自然の移り変わりや
日常の活動みたいに
何でもないことを繰り返し

そうやって
受け入れて
抱えていって

ゆるし難い相手へ
せめてもの贈り物と
なり得えたらいい


ゆるすって難しいことだなと思います。

家族間の出来事でどうにも許せず今も引きずっていることがあるのです。

きっとしばらくしたら時間が解決してそのうち何事もなかったかのようにまたみんなで顔を合わせることになると思います。それでいいのかと私だけがいつまでもこだわって考えを巡らせているような状態。

今回はゆるしてあげたら?

私の中の私が声を掛けてくるけれど、到底許せる事じゃないという気持ちが勝りどうしても許そうという考えにはなりません。

じゃあ
優しく声を掛けてみたらどうだろう?
寄り添ってみたらどうだろう?

行動を優先してみたら違うかもしれないと思いました。それなら、そうした行動ができるのかという自分との戦いになります。

人は行動したことに影響され気持ちも引っ張られていくので多分、ゆるすよ、と一言いえたらきっとこの気持ちはだんだん消えていくだろうと思うのです。

自然とそんな行動が出来たらどんなに楽だろう…。

でも、ゆるせるかどうかのポイントは自分の中にあると気づけたので後は少しずつ歩み寄れたらそれでいいんだと思います。

難しい事なのだから、ゆっくりと。

ゆるすことをテーマにした詩でした。

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