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生活保護受給者の保護猫活動者

殺処分ゼロ、保護猫活動。
TNR、譲渡会。
多頭飼育崩壊など、テレビやsnsのおかげで知られるようになりましたが、関わる事で問題も多い世界と知りました。

かわいそうな動物を助ける。
とても単純に素晴らしい事だと思う。
でも何事でもそうですが、物事には裏と表があります。

誰しも正しくあろう。と思うけど、知らず知らずのうちに一方に傾いてしまう事はよくある事だと思います。

私自身、少し保護猫活動のお手伝いができればと覗いただけですが、様々な場面で疑問に思う事が多くあります。

良い事のはずが、偽善になっているのでは?それでも救われる命があるなら…等。絶対的な正義でなくても、やらないよりはマシ。的な。

そんな思いが頭をクルクル回りながらここまできました。

しかし明らかに自分のキャパを超え、猫たちに被害が出ているのではないか?
感染症などの蔓延、飼育環境が不適切など。

もちろんしっかり対策され、大変なお世話をされておられる方がいる事も知っていますが、一部意図的にとは思いませんが、無理な活動をされておられる事も現実。

元多頭飼育崩壊者が、再び多頭飼育崩壊寸前。しかも生活保護受給世帯。

元々疾患のある介護介助の必要な子をお世話されて大変かと思いますが、そもそもキャパオーバーですし、生活費を税金から受給しての約40匹の飼育は不適切だと思います。

現実に感染症の蔓延や飼育環境も隔離部屋と言っても、対策も甘く医療も追いついていない状況。

ご本人は猫が好きで一生懸命されておられるのでしょうが、果たしてそれは本当に正しい事なのか?

好きでやってるんだから。

支援に頼らずご自身で工夫と努力でやっておられる方も多い中、つい比べて考えてしまいます。

私自身その方に対してできるだけご支援もし、友好的に注意進言してきましたが、最終的にはご理解いただくことなく、去っていかれました。嫌な事を言うのですからそこは当然ですけど(笑)

保護猫活動はされている方の善意や大変なご苦労、そして応援してくださる方の支えにより成り立っている事には間違いありません。

しかしその善意を利用したり、無垢な動物を道具や盾に悪用する人間もいる事を知る事は、自分もまたその被害に遭わないように、何より加害者にならないよう努めなければならない。

人の意見に惑わされず真実を見て知る。
ただかわいそうだけで正しい事なのか。

私の考えては、自分の家族を大切にする事。
その余力でできる範囲で関わること。

保護活動は絶対正義!だと善意の押し売りではなく、無理なく自分のできる事をやる事だという事を教え伝える活動ではないかと思う。

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