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ドーパミンに関する覚書

●本日の読書メモ●

「最適脳」より
デヴィッド・JP・フィリップス・著
(新潮新書 2024)

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人の行動に関わる、重要な脳内物質
「ドーパミン」、これは、2種類ある。

クイックドーパミン:
小さい労力で、その瞬間を楽しむことで得られる
例)ショート動画、スマホゲーム、チョコを食べる

スロードーパミン:
将来的にも役立つような活動や体験で得られる
ある程度の時間、労力が必要
例)読書、運動、何かを学ぶこと

クイックドーパミンを出す行動は、瞬間的にドーパミンレベルが上がるものの、その行動をやめた後は、始める前より、その人のドーパミンレベルを下げてしまう。

そのため虚しさを感じ、いくらやっても満足しない。

現在は、ドーパミン泥棒に囲まれている状態で、
クイックドーパミンを出す仕組みに捕まってしまう。

クイックドーパミンの過剰摂取で、ドーパミン中毒に陥ると、さらなる刺激を求め続ける。

適度なバランスは
クイック:スローが20:80
クイックドーパミンの比率が、それ以上増えてしまうと、脳はスロードーパミンを出す活動をしたがらなくなる。

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自分がなぜ、スマホを見た後に、楽しくならずに、疲労するのか、答えを得られた気がします。

それで、最近、本が読めなくなっていたのかも。

クイックドーパミンに捕まる前に、スロードーパミンを出す行動をしないと、永遠にできなくなるようです。

こわいこわい。

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