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切手のデザインは奥深い

こんにちは。

本日は、素敵な本をご紹介。

「切手デザイナーの仕事 〜日本郵便 切手・葉書室より」
間部香代(まべかよ)・著
グラフィック社 (2022/10/11)

日本の郵便切手が、8人のデザイナーさんによって、作られていると聞いたら、驚きませんか?

彼らは、「切手デザイナー」という、日本郵便の社員なのだそう。

私は、実は切手が大好きで、幼い頃は、記念切手をコレクションしていました。

社会人になってからも、旅先で郵便局に寄っては、その土地の、記念切手シートを思い出にと、買って帰ったりすることもありました。

企業から送られてくる、ちょっとしたご案内なども、記念切手が使われていることが多いですよね。

私も、事務の仕事をしていた時は、出来るだけ、「ふみの日切手」などを常備するようにしていました。

そして、最近は特に、可愛くて、おしゃれな切手が増えてきたなぁと、思っていたのです。

そんな中、見つけたこちらの本は、8人の「切手デザイナー」を取材した、ワクワクするお仕事の本です。

それぞれ、日本画専攻の方や、工芸専攻の方など、専門はさまざまですが、みなさん、こだわりがすごい。

「日本の城シリーズ」「鉄道シリーズ」を担当しているデザイナーさんは、専門家を唸らせるほどの博識。

郵便局のマスコット、「ぽすくま」を生み出したのは、サンリオから、転職された方なんですって!

デザイン界で有名な「東京TDC賞」を受賞された方もいらっしゃいます。

たった8人で、毎年毎年、こんなに素敵な切手が作られているなんて。

この本では、真剣にものづくりされている、職人さん達のプロフェッショナルなお仕事振りに、触れることができます。

見ていてうっとりするような写真もたくさんあり、切手のデザインを、愛でるように、ゆっくりと味わう読書ができました。

また、コレクションしたくなっちゃう。



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