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②シングルタスクVSマルチタスク

こんにちは。最近毎日思い出し笑いの多い楽しい日々です。

さて、愛すべきD君の人物像について今日は書きます。

まず、私の周りにはたくさんの起業家経営者投資家そしてアーティスト、いろいろな、人生に対する情熱を持ったプロフェッショナルがいます。価値観の似た人たち。人生を謳歌している人たち。

そんな中でも、D君はひときわ、冷静沈着頭脳派です。私とは正反対。もちろん、同業なので頭の使い方は似ています。が、物事の判断が一時の感情にブラされることなく常に慎重。わたしは直感で突っ走ること多々ありかなり間違います。自分の直感しか信じてないので周囲に何を言われても気づかないし、その判断は時に自分を地獄に突き落とします。子供との関係性についてもそうです。
D君は、そんなわたしを、もうちょっと色々考えようよ、と後押ししてくれます。
何気なく漏らした言葉とか、わたしのした判断決断に対して話をすると、常に斜め上から、予想もしない角度で答えが返ってきます。1言ったら10進んだところからアドバイスされる。賢い人はそう考えるのか、と。よく、男性が話を聞く時ただ共感するのではなく解決策を言ってくることに不満を持つ方もいらっしゃるみたいですが、わたしは共感肯定してもらうことより、違う角度での解決策を提案してもらえることの方が嬉しいのです。受け止めて欲しい、のではなく、もっと違う答えがあったら教えて欲しい、これがわたしの願い。自己肯定は既にできてるのでそれを裏切って欲しいのです。じゃないとつまんない。だから合う。

経営者としては、非常に優秀だと思っています。わたしの同世代の周りの経営者(D君も一個下ですが)は自分のやりたいことだけやる!みたいな個人事業主的なクリエイター気質な人が多い中、彼は事業、組織の成長と社員の成長と幸せを積極的に背負います。差別化のためには朝まで取引先やお客様を接待するし、時間の使い方は人間業とは思えないくらい不規則です。だから必然的にプライベートはほぼなくワーカホリックになります。寝ている時以外は、ほぼ全ての時間事業のことを考えてます。(わたしや娘たちのことなど、二の次三の次です。スケジュールに、わたしに連絡をしたり一緒に過ごす時間を確保することを意図的に入れておかないと、一切よぎらない人です。)
そういう彼を誇らしく思うし、放置しておけば必ずすごいレベルの成果を出し続けてるのでなんの心配もありません。過集中な自分を少し自虐的に考えてる部分もあるんですが、それも含めて今のステージだとまだ体力もあってやれちゃうから全力尽くしてやっちゃっています。強迫症であり、それは病的、自覚もあり客観的にみていても、「仕事をしていないと不安」だというのがわかります。

なぜそうなるのか。男性脳の極みみたいなシングルタスク脳だからです。彼はわたしが仕事だけでなく家事や育児や芸術やたくさんの複雑な性質の違うことを全て同時並行で毎日やってのけるそのマルチタスク脳であることをすごく尊敬していると言います。俺は仕事しかしてない…と。

これは圧倒的な違いです。ナチュラルにお互いそうなんだから、別に変えようとも思いませんしそれでいい。
家のことなんて一切やってもらわなくてもわたしは幸せに生きれますし、彼には仕事に集中して貰えばいいと思います。いつ家に帰ってくるかわからない、戦時中の戦士みたいな感じ?
わたしも仕事はとても大事な自己実現の手段の一つですから家のことや子供のことでわたしがやりたくない、あるいはできないことは家政婦さんを雇ってくれることで解決します。

こんなにも違う性質を持った二人。本当に、異性って、面白いですね。