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【本紹介♯139】データ分析とはこうだ
今は財務がメイン業務ですが、少し前まではコンサル的な業務がメインでした。
それも主にデータ分析専任。
数学が苦手でザルな私が、です!
データを取るのはたしかに好きで、スキルもありました。
グラフの見せ方とかも、学んだおかげでなんとかなっていました。
でもある日、頼まれたデータをグラフ化して上司に見せたところ
「このグラフはいったい何が言いたいの?」と聞かれました。
自分でも出してみたものの、このデータを通じて何が言いたいのかさっぱり分からなかったのです。
その頃は、アンタが頼んだんでしょ?と内心イラッとしましたが、その姿勢が間違っていたことに最近気が付きました。(遅い…)
データとはそもそも、何かを調べるための手段のひとつでしかないのです。
それなのに私はいつしか、データを出すことが目的だと勘違いしていました。
何のために使うのか分からないデータなんて、意味がないんです。
分かるまで尋ね、場合によっては別の見せ方や指示と異なるデータを提示させてこそ、データ分析と言えるのです。
今考えてみると当たり前なのですが、当時の私は気が付きませんでした。
それに気付いてから、データを頼まれた際は、何に使うデータですか?と真っ先に質問するようになりました。
なぜなら、上司の依頼通りのデータを渡すということは、上司の考え以上のものは出来ないからです。
場合によっては上司より私の方が、より適した回答を持っている場合もありますしね。
今回オススメする本は、データ分析の手法を学ぶのにいい本でした。
結局分析はレパートリーがほぼ全てですので、色んな手法をストックしておくことは損にはならないと思います。
あと知識としてあっても、どう使うんだろう?という人にも
この本は様々な例題を紹介してくれているので、使いたくなるシチュエーションがひとつはあるのではないかと思いました。
スキルアップにいかがでしょう?
以上、みかんでした。
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