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【本紹介♯122】熱い小説あります

中身おっさんなんじゃね?と思われるかもしれませんが、私は熱いものが結構好きです。
特に、池井戸潤さんの大ファンで、ノーサイドノーゲームなんて何度泣いたか分からないし、下町ロケットも陸王も空飛ぶタイヤも大好き!!
テレビでは、カンブリア宮殿とかガイアの夜明けとかが大好きで、父と録画したい番組が被ることが多々あります。笑

そんな中身おっさんな私にめちゃくちゃ刺さる小説がありましたので、ご紹介させてください。

実話を基にした小説でございます。
読んでいて、あれ?と思ったのですが、実はこの方の別の本を読んでいました。

眼鏡屋さんってどっかで見覚えあるなと思ったら。笑

若手起業家が、倒産寸前のメガネ屋さんを買収し、うまく経営を軌道に乗せていくというお話です。
大きな嘘の〜を読んだときには、わりとさらりと書かれていたので、え、こんなハードだったの?と驚きしかありませんでした。

イメージ的にはこちらの本に近いです。

ピクサー!この本もとってもいい本ですよね!

どちらもあっという間に引き込まれるように読んでしまいました。

ただ、フェニックスの方は…もう…読んでいてつらいことしかない。
というか、基本的にピンチしか訪れないので、読んでいるだけで胃が痛くなるというか、、ああ、起業ってこういうことなのかもしれないなあ、これを乗り越えられる人ってやっぱり限られてくるよなあって感じでした。。

もちろんその分成功もめちゃくちゃ嬉しいんでしょうけど、もし会社をいつか買いたいって人がいれば(そういう本もありますよね)
事前にこの本を読んでおいた方がよいかと。笑

物語ならば、きっともうすこし救いがあって、ハラハラさせられないんじゃないかと思うくらい、始終大荒れでした。。

まあでも思ったのは、そのとき正解を選んだかどうかは後になってからじゃないと分からないってことですかね。
結構冒険家な社長さんなので、これやろうあれやろうと次々行動を起こすのですが、自分ならぜったいやらんなってことがなんと多いことか。笑
改めて自分の保守さを感じました。
ただ攻めて失敗したら、きっと破れていくんだろうし…
度胸は必要だけれど、運も必要なのかもしれませんね
その運を補強するのが、様々な知識とか経験だったりするのかもしれませんが。
素人には成功率5%の賭けだけど、ちゃんと学んだ人にとっては成功率70%の賭けに見えている。
でもあくまで70%だから、30%の失敗はあり得る。
どうやってその成功率を上げていくかというと、経験もあるんでしょうね。
ここでもし30%の失敗が出たとしても、その経験を得たから、行動を起こさなかった0ではない。
ということは、次にこの人はさらに成功する確率が高いってこと。

そう考えると、失敗を許容する風土って大事だなあと感じます。
日本ももっとリスクをとっていく風土に変わっていけばいいのですが。

以上、みかんでした。


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