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【本紹介♯56】時には昔話でもしよう

ということで、本日ご紹介するのはこちら

ホモ・サピエンスて!どんだけ昔やねん!!って感じですが
正直、歴史好きなんです!って言う人も、この辺りの知識って得る機会少ないんじゃなかろうか。
少なくとも私は授業で一度くらいしか学んでない…しかもなんか進化図みたいなの見せられて終わりだった。
どうして絶滅したのかとか一緒に生息していたのかとか気にしたことなかった。

でも歴史にはきちんとしたストーリーが隠されているのです。

まず驚きの直立二足歩行。
なんとなく人間のひとりとしては、これってかなり優れた機能なんじゃない?と思っていた。
ただこの本を読んでいるうちに、直立二足歩行がめちゃくちゃ万能で素晴らしい機能であるとすれば、もっと他の動物も直立二足歩行に進化しているよな…と。
どうして直立二足歩行の生物が人間しかいないのか、…デメリットが大きいからである!

なるほど。人間ってわりとマイナーな生き物だったんだな。

脳も同じく。
この本では面白い表現をしており、脳は有料のアプリだと。
たしかに便利は便利。でもお金(カロリー)がとてもかかるので、あまりにも大きくしすぎると維持するのが大変。
今の飽食の時代であれば、どんとこいって感じですが、むしろ今の人類の脳が小さくなっているそうなので
機械やらなんやらに全てこうやって残したり、計算させたりするから、脳を使わなくなってきたんでしょうね…

物事にはメリットもデメリットもある。
ただいくら劣等種であれ、子孫を数多く残したもん勝ちってところもあるみたいですね。
直接的などんぱちがなかったとしても、例えば別の種の住処を荒らしたり、食料を奪ったりすれば、その種は生存していくことが困難なわけで。

今は人間が一人勝ちみたいな顔で生きてますけど、
その裏ではあらゆる動物や植物が絶滅していく…
こうやって私が今生きているのも、お肉なんかを頂いたりしてのことなんですが、改めて考えてみると、生かされている…と実感しますね。

そもそも生きている年数を考えれば、ホモ・サピエンスたちの方が今の私達よりもずーっと長い間暮らしてきたのだから
歴史としてかは分からないけど、考古学になるのかな…その頃のことをもっと知っていることは、常識になるのかもしれませんね。

受験前の息抜きとか、ふと教養をつけたくなった際なんかにオススメの一冊です。

以上、みかんでした。

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