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【本紹介♯164】人間失格

マンガで学ぶシリーズをまた手に取ってみました。
太宰治は有名で、人間失格も有名ですが、内容は知らないという人は多いのではないでしょうか
まあ、私がそうなんですけど。
あまりにも有名なこの作品をまったく知らないのもどうなのかと、せっかくなのでマンガで学んでみることにしました。

えっと、思っていた以上に人間失格でした。。笑
女に溺れ酒に溺れ、日常生活も送れず…女から逃げ出し…別の女に溺れる
自分はなんてダメなやつなんだ…と言いながらも、真人間になろうとしないあたり闇が深いです。
依存症は現代でも怖いですよね

私もたまに自分は甘味依存症なんじゃないかと不安になるときがあります。
あとはスマホ依存症とか?
こういう娯楽の類って、脳に直接支障をもたらすから、なかなか自分の意志で復活できないんですよね
まあ、そもそもそんな強い意志のある人は最初から依存症にハマってないって、とも思いますが
最初はそんなつもりなくても、気づけばいつの間にか…なんてことは、誰にでも起こり得ることなんじゃないかと思います。

今はありがたいことに、当時に比べてだいぶ医療も良くなっているから、昔のように織の中に閉じ込められて、なんてことはなくなりましたね

なかなか根深い問題と結びついているのは、わりと今の人でも理解できる価値観なんじゃないかと思います。

人間失格というか、堕落?なのかな。

救いようのない暗い話ではありますが、、もしかしたら原作の描写がいいとかなんですかね。
だとしたら、マンガだけで終わりにするのは損ですね

事前に予備知識としてマンガを読んでおいて、原作に挑むというパターンがいいのかもしれません。

暗い話を読んでみたいときに、いかがでしょう…(どんなときだろう)

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