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絵を続けることの難しさ。

2023年も11月に入り、年末の忙しさが見えてきました。
最近では、不安定な世界情勢や身近に感じる不景気の色に、アートの世界でも様々な変化が起きていることを肌で感じるようになりました。

ギャラリーに在廊していると、やはりお客様の足が少々遠のいているのかな、と。
ギャラリー全体の売約数の減少や、人気の作品の価格帯の変動も、なかなかに顕著なようです。


そんな中、私自身も作品制作を続けていくのが、近く困難になるのかな…なんて考える事もあります。
来年からは、いわゆる『若手枠』からは外れますので(年齢の関係です)、今まで出展を続けていたアートコンペや展示などの中には、今年いっぱいでラストのものも多く…

今後をどうするかは、具体的にはまだ考えている最中なのですが。絵の制作を辞めることはありませんので、そこはご安心して頂ければな、と思います。
ただ、展示の頻度は少々下がるかなぁ…

まだはっきりとは言えませんが。
今後は個展や展示会への出展を考えて、作品ストックを増やす期間になりそうです。

難しい道ではありますが、絵を諦めることだけはしたくないと考えております。

そうはいっても、私も生活をしていますので、やはり資金は必要になってきます。
当たり前の話ではありますが、絵を描くことにはビジネスの側面もありますので…

ですので、どうかお心に留まった方には、私だけに限らず、作家たちやギャラリーへのご支援をお願いしたいと思います。
お言葉を掛けてくれるだけでも構いませんし、心に届いた作品があれば、どうかお迎えして下さい。
無理のない範囲で、作家たちが制作を続ける応援をして下されば…こんなに嬉しい事はありません。

絵を描き続けることはできますが、作家として作品を発表するには、皆さまのご支援無くしては成り立たないのが現実なのです。



長々と書いてしまいましたが。
最近、切に感じることなので、ひとつの記事としてまとめさせて頂きました。
読んでいただき、ありがとうございました!


みやこ
2023年11月1日

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