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大人しめな息子と活発な娘がイギリス短期留学に行って学校からの評価レポを読んで(留学まとめ)

  イギリスに短期留学した息子と娘にサマースクールから個人評価レポートがエージェントを通してメール送られてきました。
行って終わりだと思っていたので正直驚きました。

長文になりますがご了承ください。
(今回でイギリス留学の話は終わりになります)


短期留学に行くことになった経緯は?

  息子(当時中3)に現地で英語を学ばせたいと思ったこと、日本以外の文化を知ることも良い経験になると思ったからです。コロナを経て日本の同調圧力に(私が)辟易していたのもあります。
  そして、大人しい性格の息子が海外に行って少し変わるといいなと言う期待もありました。

  娘(当時小4)はその話を横目で耳にしていて
「私も行きたい!」と言いました(驚き)。
英語は日本語が定着した10歳位からの吸収が早いという説もあり、娘にとってもちょうど良いタイミングだと考えました。

結局翌年夏に留学エージェントを通じて2人で行くことに。

息子は自分から行きたいと言ったわけではありませんでした。薦めた所OKしてくれたのです。

息子と娘、性格の違いについて

息子の性格はひと言で言うと「おとなしいを地で行く性格」。学校で今日こんなことがあったよ、とか話すタイプでは全くありません。興味のあるのはゲーム、音楽。
私に似て旅好き。ローマ、ベネチア、香港、韓国に行ってみたいと言います。

娘の性格は兄とは真逆で「よくしゃべる、優等生タイプ」。担任の先生から「とてもしっかりしているので色々な面で私の方が頼ってしまいます。クラスの女の子の憧れの存在ですよ」、と。

個人評価レポートの内容

(概略。英語だったので自動翻訳しました。)

○息子
(英語教師より)
彼の進歩は全体的な自信のなさによって妨げられた。しかし、コースが進むにつれて、彼は自信を持ち、非常に正確な文章を書くようになった。
彼はかなり内気な生徒で、小グループや演習、クラス全体のディスカッションに完全に参加させるのは容易ではなかった。しかし、他の生徒の話を積極的に聞いていることは明らかだった。スピーキングに関しては、
私は彼が彼は文法を学ぶことに強い関心を持っており、新しいアイデアを理解したときには、
その文法パターンを非常にうまく使うことができる。
(寮からのレポート)
入学当初は控えめな性格でしたが、時間が経つにつれて自信をつけ、殻を破ることができるようになった。そのおかげでインターナショナル・スクールが提供するあらゆる機会を最大限に活用
できるようになった。スタッフに対する態度は素晴らしく、いつも礼儀正しく、思いやりがある。
彼は仲間たちの人気者になり、素晴らしい友達もできた。また乗馬や水泳に定期的に取り組んでいるのを見るのは素晴らしいことだ。〇〇の英語力は、滞在中驚くほど上達した。
(総評)
これは良いレポートだが、〇〇はおとなしく、自信のない生徒だ。入学当初は少し圧倒され、部外者のように感じていた。
しかし、彼はすぐに友達を作り、先生も彼がクラスで自信をつけ始めていることに気づいた。
慣れ親しんだ環境から離れた経験は、全体として非常にポジティブなものだった。

  3人の先生の評価は私の思う性格そのままがイギリスの地でもよく表れていました(泣)。
自信がない、おとなしい、声が小さい、、。
でもさすがは海外の先生。良い所も書いてくれて褒めてくれている。
最後の滞在は自信もついて英語も上達しましたよ、と。

○娘
(英語講師より)
〇〇はかわいらしい女の子で、努力家の生徒です。とても熱心で、クラスの活動にとても力を入れているので、教えるのが本当に楽しい。彼女は自主的かつ協力的にまた協力的に取り組むことができ、クラスの人気者です。
  他の先生からは彼女がいかに指示をよく聞いているかということです。全体的に、彼女は素晴らしい生徒で、クラスの重要な一員です。
  英語力を維持・向上させるために、年齢に合った英語の本を読むことをお勧めします。

(寮からのレポート)
〇〇は物静かで礼儀正しく、勉強熱心な態度を示しています。様々な国から来た生徒と強い友情を築き、英語も上手に話せるようになった。
  英語が得意なため、会話の練習もできる。〇〇はまた時間厳守で信頼でき、ミーティングには時間通りに到着し、規則や日課をすべて守っています。彼女の今後の活躍を祈りたい。
(総評)
他の先生も言っていますが、〇〇は勤勉な子で、授業や家での勉強に熱心に取り組んでいます。この成績表は、誇りに思うべき良い成績表である。またすぐに会えることを期待しています!

  生徒を評価する先生はシニアクラスとジュニアクラスそれぞれ違いますが、先生からは総じて勉強熱心だと絶賛されていてました。
英語話せなくて言いたい事もほとんど言えなかったと言っていたのに。

この評価レポートを見て感じたこと

当たり前ですが、日本にいようが海外にいようが性格はそのままに現れるんだなぁと言うこと。

親から子への期待が大きくて反省していますが(私の場合は息子への)、簡単に英語が話せるようになったり、性格ががらっと変わるようなことは起こらないということ。

 ましてや海外で英語もろくに話せない中子供にしてみれば言葉を発することも大変だったわけで。
自分が同じ状況を置きかえてみればわかります。

先生の感想は的確だと感じたし、日本の学校もこれくらい細かく通知表に書いてくれたら親や子自身にとって、とてもわかりやすいなと思いました。

自分の性格を客観的に受け止め、それによってどうしたら良いのか方向性が見えてくる気がするし、自己肯定感も上がりそうな気がします。

現在の様子


  現在短期留学に行ってから3ヶ月経ち以前と変わらない日常を過ごしていますが、息子は以前より少し話してくれるようになりました。
   学校では秋に情報処理の1級試験(息子は商業高校の情報処理科)を受験して合格したり、英検準2級の1次に合格したりと少しずつ自分に自信が出てきたように感じます。

  どなたかのnoteで、留学に行く前後で子供にとっても必ず心境の変化がある、と言っていました。留学後に毎日の過ごし方が変わってくると。それを信じて見守ることが親の役目なのだと思います。

長文を読んでいただき、ありがとうございました。


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