A.B.C-Z河合郁人の脱退によせて(第二稿)

郁人の脱退について本人の発言が少しずつ出てきた。歌も踊りも全然やるのか、ならばA.B.C-Zのままでいいんじゃないか、と、本人もメンバーもたぶん300回くらい悩み、口に出しさえしたであろうことを反射的に思ってしまった。MCを極めるために抜けるなら、退路を絶ってほしかった。すくなくとも、現時点では。ファンの気持ちがおちついた頃に、「ファンの皆さんの求めがあったから」とか、「やっぱり俺は踊りと歌が好きだから」って理由で踊ってくれるなら嬉しいけど、いまはどうしても、じゃあグループを抜けなくてもいいんじゃないか?という意見に帰結してしまう。
でも、郁人が笑いながら話した気持ちもわかる。深刻にしたくなかったんだろう。メンバーからも、よそよそしくなるなよって言われてたし。わたしも、深刻にならないようにするとヘラヘラしがちなので、笑ってしまった気持ちもわかる。

自担である塚ちゃんが、「最初は(脱退を)全然認めていなかった」という言葉がはっしー(橋本良亮)から出て、天を仰いだ。そうだよな、そこでちゃんと止めるのが塚田僚一だよな。ありがとう。

去年の年末にメンバーに話したらしいから、こうして発表するまでに本当に、途方もないくらい葛藤したんだろう。メンバーは。つかだが体調を崩したのも、わたしが予期していたよりもずっと早く復帰してくれたのも、このことが無関係ではないと思う。わたしも心療内科にかかる病気になって1年以上休んだ経験があるから、彼の復帰はとても早い印象を受けた。5人最後のステージが終わったら、無理をしないで、また休んでくれてもいい。彼が健康でいてくれればいいんだ、わたしは。それは、郁人にも思うよ。いいよ、そら。わたしは極論、君が健康で、行きたい道を行ってくれればいいと思ってる。でも、感情は別じゃん?もう少し悩まして。うらみごとのひとつやふたつやみっつ言わせてくれよ。6年も君らが好きなんだ。

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